2008年06月30日

昨日のN響アワー − エリアフ・インバル指揮のマ−ラー交響曲第8番

このエントリーを含むはてなブックマークBuzzurlにブックマークこの記事をクリップ!Yahoo!ブックマークに登録
一週間ほどご無沙汰しておりました。もっと私的なブログで友人向けに書いた英語の勉強法講座が(ごく一部ですが)人気記事になってしまい、内容の矛盾点やら引用元の明確化やらでばたばたしておりました。購読されていた方々には、突然の一週間のお休みで申し訳ございません。

これを機会に、普段クラシック音楽をたまーに聞くけれど、それほどは聞かない方とちょっと話をしてみたら、「まだこのブログは敷居が高くて・・・」とのことで、ちょっと前後策を練って居りました。

今現在メインの記事は、お買い得情報や、作曲家の誕生日コンサート感想。これらは閲覧状況もわるくなく、確かに少々聞き込んでいる方向きかなと思うこともありますが、その中には、お薦めの書籍やCDの取っ掛かりの一枚の情報もありますので、聞き始めたばかりの方にもいいかなと。

ただ、シューマンの本を読もう、ベートーヴェンの本を読もうは勿論、シューマンやベートーヴェンをもっと聴こうと思う前の段階が居るのかも知れません。

そこで、もうちょっと積極的に、入りやすい踏み台を用意した記事を拡充しようと決めました。

*****

「ベートーヴェン三大ソナタ集は持ってるよ」

三大ソナタが名曲であることは、疑いませんが、ベートーヴェンにしてももっといろいろなソナタを聴いてみると、見える世界が違ってくるでしょうし、いろいろ探して、いろいろ聞いて、有名でない楽しい曲、切ない曲、不思議に美しい曲、勇壮な曲に出会う体験を持つと、「もっといろいろ聴いてみたいな〜」と思うのかなと。。。

私にそんなことができるか判りませんが、ちょっとやってみようかなと考えて居ります。

といっても、試行錯誤中ですので、毎週一度視聴者の多そうなN響アワーを元にした記事を書き、お買い得情報や、作曲家の誕生日、コンサート感想がないならば、楽しい曲、切ない曲などの切り口で取りあえず書いてみようかなと。(いつまで続くか判りませんが、、、)

ほんとうは、言葉にできないなんとも言えない感情を知る面白さが重要と思いますし、クラシックも長い曲が多く、一曲の中でさまざまな感情が動くことが面白いかと思いますが、そこは最初の取っ掛かりということで、、、

そのような記事は、あんまり長くてもなんですので、かる〜いご紹介としたいと思います。

*****

では、ようやくですが、本日のお題、昨日のN響アワー − エリアフ・インバル Eliahu Inbal 指揮マ−ラー交響曲第8番 です。

番組で、指揮者のインバルが「マーラーは神のような人物で・・・」と語る場面があって、インタビュー自体はさして長くないので、私には真意はさして掴めませんでしたが、マーラーは、楽曲の規模も大きく、題材や曲に盛り込んだ思想も壮大なものが多かった・・・という程度で捉えておけばいいかと思います。

割とクラシックと言うと、神の○○、天地開闢云々、その他大げさな表現が多いのですが、わたしはそういうことは気にしない方です。

インバル指揮 マーラー交響曲全集の商品写真マーラーの属した世紀末は、抽象的な表現が好きな時代と言えるところもあって、マーラーの伝記を読んでいても、大仰な表現がたくさん出て参ります。

あまり真っ正直にその言葉通りに捉えると、天地神明ノ全テニ通ジタ巨大ナル天才的大人物になってしまいますが、そういう語り方、問題意識を持った人が居たのであって、ほんとにそうだった訳ではない・・・と思うのが、現代のリテラリーとしては正常かなと思います。

マーラーの曲も、無理して低く見積もる必要はありませんが、聞いて行くに従って、ある一時代のある一文化圏の一人物の音楽として、十分に楽しめるようになるのかな・・・と。

さて!

番組で指揮をつとめたインバルにはマーラー交響曲全集の安価セットが出ています。8番だけと言わず、いろいろ面白い曲が多く、纏めて聞いてしまった方が、お得やも。コンサートでは1番が未だに一番多く取り上げられるようですし、番組などで耳にする機会も4,5そして昨日の8番あたりが多いかなと。

私などは、6番、7番、9番あたりがすきだったりします。

《大地の歌》の歌も入っておりますし、未完に終わった第10番もデリク・クックの補筆による1976稿で全曲録音。

情熱的で、多感で、壮大なマーラーというより、丁寧に切々と訴える音楽作りで、マーラーの印象自体ちょっと変わるものかも知れません。

アニメーションの『涼宮ハルヒの憂鬱』を思い出された方がいらっしゃるやも?Look4Wieck.comにその視点で一文書いて居りますので、宜しければご覧下さい。

TVアニメ 石原立也監督 『涼宮ハルヒの憂鬱』 (2006年、日本) 〜 《涼宮ハルヒの憂鬱 VI》から

また、マーラーの指揮者としては、インバル、バーンスタインやテンシュテットなどに劣らずジョン・バルビローリが好きなのですが、以前、このブログでもちょっとご紹介をしております。

Look4Wieck.comにバルビローリの記事をUPしました − マーラーの交響曲についてその記事にちょっと補足です

こちらも宜しければどうぞ!

ではまた次回!

p.s.:書いてみると、いつもと変わらないですね、、、うーーーん。


◎作曲家や演奏家の名前から他の記事を探すには:
作曲家から探す / 指揮者から探す / ピアニストから探す / ヴァイオリニストとその他の演奏者から探す / その他の記事(売れ筋ランキングやコンサート評etc)を見る

◎ご紹介した曲や本のジャンル(交響曲かピアノ曲か、伝記か自伝かetc)から探すには:
曲や書籍のジャンルから探す

タイムリーな記事のご購読にはRSSが便利です。
RSS 1.0(RDF Site Summary) / RSS 2.0 / はてなアンテナ
posted by sergejO at 21:40 | Comment(4) | TrackBack(0) | TV番組から
この記事へのコメント
今や古書ですが、「入門編」のまっとうな「おすすめ」は、

近衛秀麿「オーケストラを聞く人へ」です。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J92BRW/sr=8-1/qid=1214916365/ref=olp_product_details?ie=UTF8&me=&qid=1214916365&sr=8-1&seller=

sergejOさんの記事作りそのものには使える部分もあるかと思いますが、当然、情報は古い。ですが、内容は専門的な知識を必要とせずにスコアリーディングが身についたり、作品の音色の秘密を解き明かしたりしていますから、お勧めします。

お近くの図書館にでもあるといいのですが。

僕なんか、ずぶの素人のくせに、絶対、入門編なんか綴ってませんし・・・なんだか罪悪感。

今日は、先日の演奏会の反省を、時分をダシに綴りましたで、お暇な折にお読みになって笑い転げてください。URLはあえて伏せます!
Posted by ken at 2008年07月01日 21:51
確かに!あれに譜例が出ているので、買って来たCDとちょっと聴き比べてみる・・・

・・・と依然書いた入門篇にそんなことを触れた気もしてきました。。。

細かいことを言えるほど、素養が無いので、こういうのを聞いたら、読んだらどうでしょう、、、というといつもの紹介ですね。。。
Posted by sergejO at 2008年07月02日 00:31
本を読んでもらう、と言うよりは、記事ネタへの応用を考える「方法の書」として、ご自身がアンチョコにするのがいいのではないか、と思うのです。

見たかぎり、他の本より、
「初めの一歩はこうすれば踏み出せますよ」
という姿勢で書かれているから。

ああ、いま、私が持っていればいいんですが。
ボロボロになるまで読んだものが、実家にはおいてあるのですけれど。。。
Posted by ken at 2008年07月03日 00:00
有り難うございます。再読してみまっす。
Posted by sergejO at 2008年07月03日 00:54
コメントを書く
お名前: ハンドルネーム可です

メールアドレス: 未入力OKです

ウェブサイトURL: 未入力OKです

コメント: ご随意に!

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
Top / 記事一覧:作曲家別 / 指揮者別 / ピアニスト別 / ヴァイオリニストとその他の演奏者別 / その他の記事
Copyright© 2007-2009 sergejo_look4wieck.com All rights reserved.
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。