2008年08月23日

8月22日はクロード・ドビュッシーの誕生!− 世界のAmazonで見る売れ筋CD 英・米・カナダ編

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昨日の、日・仏・独篇に続きまして、世界各国のAmazonで検索キーワードをドビュッシー(外国ではDebussy)にして、売れ筋CDのランキングを見て居ります。

本日は英・米・カナダ編。では早速どうぞ!!

世界のAmazon ドビュッシー売れ筋ランキング 英・米・カナダ編

イギリス
アメリカ
カナダ
1

Debussy: Clair de lune & Other Piano Favourites

フランソワ=ジョエル・ティオリエ独奏(Francois-Joel Thiollier)

廉価なナクソスからのピアノ作品集。

Kapell Rediscovered

ウィリアム・カペル(P)、Sir Bernard Heinze指揮/ヴィクトリア交響楽団

ドビュッシーは《ベルガマスク》のみですが、カペルのドビュッシーの録音は少ないので挙げました!

なお、私自身カペルのファンなのです。

Essential Debussy

ドビュッシーのピアノ曲、室内楽曲、管弦楽曲を集めた入門アルバム。

2

Debussy: Orchestral Music

ハイティンク指揮、ファン・ベイヌム指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ他

Respighi: Pines of Rome; Fountains of Rome; Debussy: La mer

フリッツ・ライナー指揮/シカゴ交響楽団

国内盤はこちら

「ドビュッシーが聴きたい!」というより、名曲集という感じ?

Debussy: Preludes, Vol. 1 / L'isle joyeux

マウリッツィオ・ポリーニ独奏

国内盤はこちら

ポリーニの弾くドビュシー。前奏曲第1集と《喜びの島》を収録。どうなんでしょう?《喜びの島》は若い頃のイメージなら楽しそうです。

3

Debussy, Dutilleux, Ravel: String Quartets

Belcea Quartet

1994年に結成された弦楽四重奏団で、録音当時は全員まだ20代とのこと。

Debussy: Piano Works

パスカル・ロジェ独奏

国内盤はこちら

Debussy: Complete Works for Piano, Vol. 3

ジャン=エフラム・バヴゼ独奏(Jean-Efflam Bavouzet )

フランスで7位に入っていたピアニスト。やはり、カナダのフランス系の方が買われるのでしょうか?

4

Debussy: Piano Works

パスカル・ロジェ独奏

国内盤はこちら

Debussy, Ravel: String Quartets

エマーソン弦楽四重奏団

ドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲は面白い曲ですが、現在かなり不遇の状態。弦楽四重奏自体かなり日陰に追いやられて、なんともです。

Schubert, Debussy / Rostropovich, Britten

ロストロポーヴィチ(Vc)/ブリテン(P)

アメリカの6位と同一のものです!

5

Debussy: Préludes

ジャン= イヴ・ティボーデ独奏(Jean-Yves Thibaudet)

映画『高慢と偏見』のピアノを担当したピアニスト。この三枚組は彼のドビュッシー・ピアノ作品全集のVol.1です。

Debussy: Préludes

ジャン= イヴ・ティボーデ独奏(Jean-Yves Thibaudet)

英国5位と同一です。

Jacques Loussier Trio Plays Debussy

Jacques Loussier Trio

イギリスの7位と同一のものです!

6

The Very Best of Debussy

ナクソスの廉価版。ピアノ曲主体です。

Schubert, Debussy / Rostropovich, Britten

ロストロポーヴィチ(Vc)/ブリテン(P)

チェロとピアノのデゥオ曲集。ドビュッシーのチェロソナタが入っています。ピアノは作曲家のベンジャミン・ブリテンです。

Dubussy&Ravel:Orchestra Works

ジャン・マルティノン指揮/Orchestre National de l'Ortf、アルド・チッコリーニ(P)、イツァーク・パールマン(Vc)他

ドビュッシーとラヴェルの管弦楽曲を集めた8名組。価格・質・量を考えて、最右翼の候補に入るものでしょう。

7

Jacques Loussier Trio Plays Debussy

Jacques Loussier Trio

《月の光》、《アラベスク》、《喜びの島》他、ドビュッシーの作品をJazzトリオがアレンジして録音。

Debussy: Clair de lune & Other Piano Favourites

フランソワ=ジョエル・ティオリエ独奏(Francois-Joel Thiollier)

Debussy: Snowflakes Are Dancing, Prelude, etc

富田勲(編曲・シンセサイザー)

アメリカの9位と同一です。

8

Debussy: Images,Etudes, Complete Works for Piano, Vol. 2

ジャン= イヴ・ティボーデ独奏(Jean-Yves Thibaudet)

5位にも出て来たティボーデ氏のドビュッシー・ピアノ作品全集のVol.2。同氏は、19世紀末期以降のフランス、ロシアものを得意としている様子。Jazzピアニストのビル・エヴァンズの作品集なども録音しています。

Debussy: Images,Etudes, Complete Works for Piano, Vol. 2

ジャン= イヴ・ティボーデ独奏(Jean-Yves Thibaudet)

こちらもイギリスと同じく8位で登場。英米圏で人気があるのでしょうか?

Debussy: Suite Bergamasque; Children's Corner; Estampes; etc.

ギーゼキング独奏

フランスの8位にあったものです。往年のドビュッシーの名演者ギーゼキングの録音。このCDは抄録で、同じくEMIから四枚組のBoxセットが出て居ります。

9

Debussy: Mer No1-3; Prélude à l'après-midi d'un faune

V.アシュケナージ指揮/クリーヴランド管弦楽団

《牧神》、《夜想曲》、《海》にラヴェルの《スペイン狂想曲》を入れた管弦楽曲集。

Debussy: Snowflakes Are Dancing, Prelude, etc

富田勲(編曲・シンセサイザー)

日本の富田勲による1970年代半ばのシンセサイザーアルバム。原曲は全てドビュッシーで、1975年にグラミー賞ノミネートされています。

Debussy&Ravel:Orchestral Works

サイモン・ラトル指揮/ベルリン・フィル、バーミンガム市交響楽団他

現在ベルリン・フィルを率いるラトルによるドビュッシーとラヴェルの管弦楽曲集5枚組です。

10

Nuite D'etoiles

Xavier de Maistre(ハープ)、Diana Damrau(ソプラノ)

昨日、ドイツの2位で出て来たハープのアルバム。

Debussy: Préludes for Piano, Books 1 & 2

ポール・ジェイコブス独奏(Paul Jacobs)

ドビュッシーの前奏曲第1集・第2集を収めた二枚組。

Debussy: Complete Works for Piano, Vol. 1

ジャン=エフラム・バヴゼ独奏(Jean-Efflam Bavouzet )

フランスの9位と同一です。

11

Debussy: Works for Piano

アルド・チッコリーニ独奏

仏で5位の往年の名人チッコリーニの録音の廉価盤です。

Music for Saxophone & Orchestra

Theodore Kerkezos(Sax)、 Martyn Brabbins 指揮/ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ

サックスとオーケストラの曲を集めたナクソスらしい変わり種アルバム。ドビュッシーのアルト・サックスと管弦楽のためのラプソディーを収録。

Debussy: Piano Works

A.ワイセンベルク独奏

フランスで12位にはいっていました。ワイ選ベルグのクールなドビュッシー。

12

La Mer/Nocturnes

Alexander Rahbari指揮/ブリュッセルBRTフィルハーモニック・オーケストラ他

Franck: Sonata for Violin and Piano/ Debussy: Sonatas/Ravel: Introduction and Allegro

チョン・キョン・ファ(Vc)/ラドゥ・ルプー(P)他

フランクとドビュッシーのVnソナタ他を集めた一枚。

Debussy: Piano Music, Vol. 1

小川典子独奏

ムソルグスキーの自筆譜による《展覧会の絵》の録音で、話題になった小川典子さんのドビュッシー録音集!全部で四巻で、国内盤も出て居ります(vol.1vol.2vol.3vol.4)。

昨日のざっくりとした感想は、

  • 日本はピアノ曲主体
  • フランスは管弦楽も上位
  • ドイツはドビュッシーあんまり聴かないの!?

というところでしたが、今日のイギリス、アメリカ、カナダを見ての私の感想は、

  • どの国もピアノ主体と言えるけれど、管弦楽や室内楽も目配せがあるかしら?
  • イギリスは昨日のドイツとフランスとあわさった感じが面白いです。
  • アメリカはやはりイギリスと共通点が少しあり?フランスとも似てます。
  • カナダは、英・仏・米と似ながら独自なところもあり。

でした。皆様は如何でしたか?

そうそう、ミケランジェリの名録音が挙がっていないのが、発売元はメジャーレーベルのグラモフォンですし、ちょっと意外でした。廉価版になったものがL'Arte Di Arturo Benedetti Michelangeliと題されて出ています。

ドビュッシーおすすめ名盤 その1:ミケランジェリの演奏

ドビュッシーの曲は、《映像》I&II前奏曲第1集&第2集《子供の領分》を収録。8枚組ですが、マーケットプレイスなら5千円程度の価格。私の感想ですと、前奏曲の第2集以外は、どれも大変な名演と思います。《映像》や《子供の領分》の透明さとはねるリズムはめざましく、前奏曲第1集は出だしのムードからして絶妙。これらの曲で名録音として取り上げられることも多いもの。

8枚全てが好きなものではないのですが、グラモフォンでの録音を全て集めていて、ミケランジェリを聴いてみたいという方にはEMIのICONシリーズのMichelangeli:The Mater Pianistと併せて必携のセット。EMIの方は、ラヴェルのピアノ協奏曲と、シューマンの《謝肉祭》が私の大のお気に入り!

さまざまな作曲家の曲が入っているので、クラシックを聴き始めた方にも楽しみやすいかと思います。

*****

ミケランジェリの宣伝になってしまったので、話をもどしまして・・・室内楽はドビュッシーに限らず録音にめぐまれておらず、名盤も廃盤中だったり・・・と残念なところです。弦楽四重奏曲はラヴェルのそれと並んで、このジャンルの曲としても誰にでも聴きやすい楽しい曲なのに!

他の作曲家のランキングでは、日本で全集のセットものが上位に挙がることが少なかったのですが、モニク・アースのピアノ作品全集ヴェルナー・ハースのピアノ作品全集が入っていますし、これが他の国には見られない選択だったのは中々面白いです。一般的なファンよりも、自分でピアノを嗜む方が聴く割合が多いといったことでもあるのでしょうか?

昨日と今日とランキングを作っていて、どの国でもドビュッシーの小曲を入れているオムニバス盤が上位にたくさんでてきました。「リラックスのクラシック」といった企画物もたくさん!ここで作った表には、そういったCDは省いていますが、ドビュッシーは心地よいメロディの小曲が多いので、そういう企画で取り上げやすいのでしょう。

ドビュッシーおすすめ名盤 その2:フィリップ・カサール&アラン・プラネスの演奏

過去にもこういった表を作ってつくづく思うのですが、やっぱりクラシックは売れ筋だとか、有名だとかでぱっと聴く物でもないな〜と。表作りの手間があって、上位12のみ挙げています。この中に大好きな録音もありますが、ここに載らない名演奏もたくさんあります。上位に上がるのは、廉価版やメジャーレーベルや、その時々の宣伝中のものになりやすいので、お時間があればもっと後の方までじっくりみていかれると意外な演奏家の名前などに出会うこともあるかな〜と。

上にピアノ曲で、ミケランジェリの宣伝をしましたが、これだって選択肢の一つで、もう少しマイナーどころでも、フィリップ・カサールアラン・プラネス他さまざま良い物があります。

大好きな曲だけでも、年代や国籍、知名度が異なる演奏家で幾つか揃えてみると、またいろいろ発見があるかも知れません。

その他、世界のAmazonランキングの記事をちょっとご紹介しますと・・・

最後になりますが、過去には作ったランキングへのリンクは以下の通りです。幾つかたまったので、まとめてご紹介致します。お時間があればぜひご覧下さい!

交響曲ランキング
「交響曲」をキーワードに日・仏・独・米および米・カナダのCDランキング
リヒャルト・ワーグナー(ドイツ 1813〜1883)
日・仏・独および英・米・カナダのCDランキングと日・独・英のDVDランキング
ヨハネス・ブラームス(ドイツ 1833〜1897)
日・仏・独および英・米・カナダのCDランキング
リヒャルト・シュトラウス(ドイツ 1864〜1949)
日・仏・独および英・米・カナダのDVDランキング
ガブリエル・フォーレ(フランス 1945〜1924)
日・仏のCDランキング・・・他の国はオムニバスばかりで、フォーレがメインの作品が中々上位に来ないので端折りました。

今後も類似エントリーが増えていきますが、右サイドバーのタグクラウドにある世界のAmazonランキングをクリック頂ければ、見つけやすくなっております。

では!

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posted by sergejO at 19:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作曲家の誕生日です!
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