1906年生まれ、1975年没のショスタコーヴィチ。西暦で9月25日生まれ、生まれた当時のロシアのユリウス暦では9月12日の生まれ。ショスタコーヴィチについては、浅学ながら弊ブログでも過去の記事でさまざまに取り上げて居り、ただいま
弊ブログの作曲家・演奏家別の記事一覧
http://sergejo.seesaa.net/article/107053901.html
をまとめているところで、本日は簡単に過去の記事紹介+α。
ちなみに現在、今年の3月まで記載。弊ページの右サイドバー最新記事の下に固定の窓口を設けました。いつでも便利にお使いください。
各記事の下についている
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ショスタコーヴィチの記事は特別に直近の物までアップしましたが、ここにその部分を転載致しますと。
●2008年08月28日:Amazon.co.jpお買い得情報です!−EMIオイストラフ全録音Box輸入盤 David Oistrakh: The Complete EMI Recordings
ショスタコーヴィチはヴァイオリン協奏曲一曲なのですが、大変名演。このCD Boxは他にも名演が多くほんとにオススメです。●2008年08月20日:作曲家のDVD特集です 第五回 −ショスタコーヴィチのドキュメント『ヴィオラ・ソナタ』
●2008年08月19日:作曲家のDVD特集です 第四回 −ショスタコーヴィチのドキュメント『ショスタコーヴィチ against スターリン 戦争交響曲集』
●2008年03月17日:ヒラリー・ハーンの公演に横浜みなとみらいに行って参りました! with ジャナンドレア・ノセダ指揮 BBCフィルハーモニック管弦楽団
ヒラリー・ハーンにもショスタコーヴィチの録音あり!●2008年02月29日:輸入盤マイナーレーベルで探すスヴャトスラフ・リヒテルの名盤 Part2 of 2 − ドイツ Live Classicsレーベル
ほんのちらっとですが、リヒテル(P)とカガン(Vn)のヴァイオリン・ソナタの名演に触れています。●2007年11月11日:井上道義指揮ショスタコーヴィチ1&9番 at 日比谷公会堂
●2007年11月10日:ショスタコーヴィチの書籍と軽め(?)のCDご案内
現在日本語で入り易い三冊の伝記を簡単に並べてご紹介。●2007年11月09日:ピアニストとしてのショスタコーヴィチ
ショスタコービッチの自作自演CDも簡単にご紹介。
書籍やDVDについては、この他に、ムラヴィンスキーやリヒテルの著作、オイストラフのDVDなどに接せられると、ショスタコーヴィチとの交友の話もさまざまに出て来ますし、当時の体制側との確執もより重層的にイメージが出来上がると思います。
指揮者ムラヴィンスキーならば通訳の河島みどりさんの『ムラヴィンスキーと私』が手頃で読み易く、通訳ならではの身近な話題も豊富。この指揮者のイメージも随分変わって親しくなるものと思います。
ピアニスト リヒテルはいつも挙げております、モンサンジョン製作のDVD『〈謎(エニグマ)〉~甦るロシアの巨人』ないしは著作『リヒテル』。
オイストラフにはやはりモンサンジョンが製作した『太陽の窓』という素晴らしいDVDあり
。それぞれがショスタコーヴィチと親しく交わった演奏家たちであり、それぞれがソヴィエト・ロシアの殆ど同じ時代を生きて体験した人物。それぞれの演奏家個人を知るためは勿論、時代を知るという意味でも面白いものと思います。
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名盤については、交響曲その他、私などより、著名な
反形式主義的ショスタコーヴィチ研究会
http://www.h7.dion.ne.jp/~furutako/
をご覧になられて、ちょっと気になったものから聴かれるのがやっぱり良いかな〜と。
実際、既にご覧の方が多いと思います。一見どぎついですが、あくまで一見のことで、中身はさまざまな曲、演奏を聴いて、素直に感想を述べられていて、大変な労作。
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それでも小生から少し名盤について触れるならば、上述 2008年02月29日の記事にちょっと触れましたカガン(Vn)とリヒテル(P)によるヴァイオリン・ソナタの共演、2007年11月09日のショスタコーヴィチの自作自演はぜひお耳になる機会があれば!
また、つい最近聴き直して大変感心したのが、2008年08月28日の記事でご紹介したダヴィッド・オイストラフの17枚組Boxセット。
先日届いてからすっかり聞き込んでしまいました。
曲目詳細はその記事に書いてございますが、協奏曲をメインとしたセットで、一通りヴァイオリン協奏曲の名曲を聴いてみたいという場合にも都合が良いもの。
ショスタコーヴィチはヴァイオリン協奏曲一曲のみですが、この曲も他の曲もオイストラフらしく伸びやかで、芯がある音で、繊細さも、勢いも失わない見事な演奏が堪能できます。
ショスタコーヴィチから話はそれますが、クリュイタンスとのべートーヴェンしろ、クレンペラーとのブラームスにしろ、モーツァルト、プロコフィエフその他、ここ数日聴きっぱなしで、どれもが名演であらためてびっくり致しました。
室内楽もわずかながら、べートーヴェンのソナタ、フランクのソナタ、それにシューベルトのトリオ第一番なども。このシューベルトのトリオがまた良い演奏。
同じ曲の複数録音も入っていて、大雑把に言うと3割ほどは曲が重なりますが、同じく良い物もあれば、共演者によって随分全体の調子が変わるもの−好例はベートーヴェンの三重協奏曲−があって、聴き比べも楽しめます。オイストラフは同じなのか、オーケストラが違うのか、どこが違うのか、、、じっくり聴き比べても面白いものかも知れません。
・・・かくなる次第で、本年はこのようなところで。
いつもならば、世界のAmazonで見るショスタコーヴィチのランキングなど出すところですが、、、
最後に、一言ながら、著名なボロディン弦楽四重奏団による弦楽四重奏曲全集+αの録音をいままでまともに取り扱っていないのですが、近々、室内楽の名盤を特集しようと考えて居り、そこでDVDと共にご紹介しようと思います。
交響曲製作にあたって政府の干渉がうるさかったため苦労が多かったショスタコーヴィチですが、弦楽四重奏曲はそれも少なく、より自由な表現の場として、ショスタコーヴィチが大事にした曲目などと言われます。
ショスタコーヴィチのカルテットと言えば、これ!という著名な録音で耳にされた方は多いかと存じますが、もし、「交響曲はいろいろ聴いたけれど・・・」という方がいらっしゃったら、ぜひお手にされては如何でしょうか?
もっとストレートに音楽や自分自身を表現していると思えることもあって、交響曲でのイメージとは随分違ったショスタコーヴィチに出会えるのでないか・・・などとついつい思ってしまいます。
では!
関連のおすすめ:
>>ショスタコーヴィチのCDを探す(Look4Wieck.comのAmazon検索機能が開きます)














全集は2種類とも聴きました。
ベートーヴェン四重奏団のもありましたっけ・・・あれば、どっかに買っておいてあるはずだけれど・・・どうしてもボロディン四重奏団の方を一生懸命聴いてしまって印象にありません。
ただ、ベートーヴェン四重奏団のほうにはボロディンカルテットにはない、初演者ならではの思い入れがあり、行く分柔らかで優しく、曲によっては悲しく響いたのが、なぜだか記憶に強く残っています。
オイストラフは、その生前を是非拝見したかった。
最も尊敬するヴァイオリニストです。
最近のバロックの常識からするととんでもない、ということになるのですが、それでも彼の弾いたバッハのコンチェルトの味わいは、それまで真面目にヴァイオリンのことなんか考えたことのなかった私に強い衝撃と刺戟を与えてくれました。・・・なのにどうして、いつまでもワシは上達せんのじゃ?
ほんとうに羨ましいです。楽屋までいらっしゃった話も含めて!
>ただ、ベートーヴェン四重奏団のほうにはボロディンカルテットにはない、初演者ならではの思い入れがあり
私の探し方がいけないのかも知れませんが、ベートーヴェン四重奏団の録音を見つけたことがないのです。お話伺って大変興味が湧きます。
>オイストラフは、その生前を是非拝見したかった。
いやほんとに、あのセットを聴き続けて、これが実演で聴けたらどんなだっただろうかと・・・
しかし、あらためて聴いてみて、このセットを持った方がすっかり満足して、これだけで十分と思って繰り返し聴いてもおかしくないなぁと感服致しました。