2008年09月27日

9月26日 ガーシュインの誕生日にちなんで − ラプソディー・イン・ブルーは作曲家の自演がやはりおすすめ!

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のだめで再脚光を浴びた・・・と書くのもあまりにあまりにいまさらなジョージ・ガーシュイン George Gershwin。記事が遅れましたが、昨日が誕生日でした!

漫画のオリジナルでは、あのマングースのシークエンスが一番好きな場面でしたが、ドラマではかなりあっさり!わたしも友人連と翌日「あれ〜〜」となりました・・・

ガーシュインは 1898年生まれのアメリカの作曲家で、若くしてポップ・ミュージックの作曲を始め、スワニー Swanee で一躍脚光を。

歌手は白人の当時の人気歌手 アル・ジョルソン Al Jolson。アフリカ系アメリカ人のふりで、顔を黒くメイクアップしていたのですが、当時はそれが赦されていたんですね。

なーーーんて、未だに映画で、yellow!!と言っていたり、流行映画の日本人の戯画もひどいものがありますし、アメリカもちょっと田舎に行くとすごいですし、別に人ごとでもなければ、過去のことでもないのでしょう。

余談ながら、最近の秋葉原がすごいのは、先日もアメリカの友人に、「中学時代から秋葉原行ってたの?超クール、それ!」と目を輝かせて言われ、「いや、当時は電気製品と普通のゲームの街で・・・」と説明したり。。。

フライターク著『シェーンベルク (大作曲家)』の商品写真そんなこんなは兎も角、ガーシュインの経歴で私にはちょっと面白かった話ですが、アメリカに移って後のシェーンベルクと隣近所で、しょっちゅうテニスをしていた間柄だったそうです。ガーシュインが晩年12音技法に興味を持ったのは、そんなシェーンベルクの影響だったのでしょう。

話は逸れますが、これを読むとシェーンベルクも随分変わった性格だったのがうっすら判ります。テニスに打ち込んで、テニスの教本まで書こうとしたとのこと・・・なんでも理論化するのが好きな性格だったでしょうか? *1

ガーシュインおすすめCD《ラプソディー・イン・ブルー》

さて、そんなガーシュイン《ラプソディー・イン・ブルー》のおすすめ名盤というと、バーンスタインやプレヴィンの弾き振り等々となるのかもしれないですが、なんだかんだ言って、曲はクラシックでもないのに、演奏はやっぱりクラシック風に丁寧・・・

と他のものを見ますと、古いもので《ラプソディー・イン・ブルー》初録音でガーシュインにも気に入られたサンローマ独奏、フィードラー指揮/ポストン・ポップスが、特にピアノのサンローマがちょっとクラシック風でなくて良いかも!と思うのですが、いまは在庫切れの様子。サンローマには、ウィリアム・スタインバーグ指揮/ピッツバーグ管弦楽団の録音もあって、これもどうも廃盤。

ガーシュイン《ラプソディー・イン・ブルー》自作自演

ガーシュイン独奏 Gershwin Plays Gershwin: The Piano Rollsの商品写真では、どうするか・・・となれば、やはりガーシュイン自身がピアノを弾く Gershwin Plays Gershwin: The Piano Rollsで!

のだめで興味を持って、既にこれを手にした方も多いことでしょう。

ピアノロールといっても音は随分奇麗なもので、もしかするともともとの録音のせいで、ちょっと強弱の幅が狭いかもと思う程度。

テンポの切り替えとアクセントの付け方など、クラシック系演奏者では聴けない類いのもの。楽譜にどう書いてあろうと、「ここはこうでないと!」とにっこりしてしまいます。

ピアノ独奏版なので、管弦楽は入っていないのですが、まだお聞きになられてなければぜひ御一聴を!

一緒に収められている他の曲が、ラグタイムというジャンルなのでしょうか?リンク先Amazon商品頁のレビューに書かれた方がある通り、ほんとにどこかのクラブか、バーで生演奏を聴いているのか、はたまた泰西名画のワンシーンか、というムード溢れるもの。

マイケル・ティルソン・トーマス指揮 ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー/パリのアメリカ人他の商品写真つまり、このCDはクラシックでない、ないからこそ良い!というものでアリマス。

******

どうしても、これをオーケストラ版で聴きたい方には、このピアノ・ロールから本来のピアノ独奏部分だけを取り出して、ジャズバンドにバックを・・・という変わり種のCDあり。ご存知の方も多いでしょう、マイケル・ティルソン・トーマスとコロンビア・ジャズ・バンドによる録音です。

ガーシュインのピアノ自演は、ソロとしての演奏なのでバックがいたならこうはしないだろうというところがあったりするのですが、この曲が好きならば一聴の価値ありと思います。

では!

関連のおすすめ:

>>ガーシュインのCDを探す(Look4Wieck.comのAmazon検索機能が開きます)

 

*1 ここで語るのはなんでありますが、《モーゼとアーロン》でユダヤ人の苦難の歴史を描いたシェーンベルクが、大戦がはじまると日本人の家政婦に随分辛く処したとのこと。これは別の書籍で読んだ話です。「シェーンベルクが悪い」ではなく、一貫性をもつのはなかなか難しい・・・と自戒を込めて思うものです。

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posted by sergejO at 00:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作曲家の誕生日です!
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