2008年10月04日

2008年7月〜9月お買い上げ品点ご紹介!vol.1 本日は無理矢理ランキング形式です

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10月に入りましたので、今年の第3四半期(2008年7月〜9月)に、このブログそしてLook4Wieck.comでお買い上げ頂いた品点をご紹介しようと思います。いまだ何百点も売れるに至らない細々としたショップでございますが、日頃ご愛顧頂いておりますことあらためて深謝申し上げる次第です。

ショップとしてある程度認知されるとしてもせめて10倍、本当に店としてなりたつには、まだ30倍くらいにしないと・・・と果てしない話ですが、なんとかやってみようかなっ!と。もし弊サイト&ブログを気に入って頂けましたら、ご友人などにご紹介頂ければ嬉しい限りです。

2008年7月〜9月のクラシック音楽人気&売れ筋アイテムご紹介

さてさて、この三ヶ月ではいつもに増して、お買い上げ品点がさまざま。直接拝顔することがなくても、「どういう方がいらっしゃっているのかなぁ」といろいろ想像しながら楽しんで居ります。べたべたっとご紹介するのもなんなので、いつも通りむりやりランキング形式にこじつけますと、

第一位 教則本&スコアなどなど

いつもはリヒテルかオイストラフかというところですが、ちょっとびっくりでした。教則本&スコアが一番です←まとめ過ぎの感がありますが!
実際に楽器を嗜まれる方も、お客様に増えたのかな・・・と思いました。

バドゥラ=スコダ著『バッハ 演奏法と解釈 ピアニストのためのバッハ』の商品写真どんなものがあるのかずらずらっと挙げてみますと、

チェロの講座:

ピアノの講座:

バッハ:インヴェンションとシンフォニア ウィーン原典版 42の商品写真古楽関連:

スコア:

ご存知の通り、Amazonでも楽譜類・教則本等々は扱われて居ります。ちょっと品が薄いかなとは思うのですが、Look4Wieck.comの検索機能を使っていろいろ探してみてください(一番上に見えるのが、検索機能です)。作曲家の名前を選んで、例えば、 バッハ 原典版 楽譜 とキーワードを入れると、ずらずらっと候補が挙がります。Amazon.co.jpよりページが重くないので、幾らかストレスフリーにお探しできるかと存じます。

私もすべてに目を通していないので、一つだけ取り上げますが、バドゥラ=スコダ著『バッハ 演奏法と解釈 ピアニストのためのバッハ』は名著です。私自身、いまインヴェンションをやっているへなちょこでありますが、これを読みながらいろいろ考える毎日。これをお読みの方がお客様にもいらっしゃるんだなぁと嬉しく思いました。

これは確かに「答えがあるという本」でもありますが、むしろ「答えを見つけるための本」と思っていいのではないでしょうか?楽譜や文献による理論的なアプローチと自分の感性のアプローチの新たな融合点を探る書籍と思います。ピアニストのため、とありますが、ここに提示されている答えの見つけ方は他の楽器でも同じことと思いますし、楽器を弾かれない方がお読みになっても、、、せめて、立ち読みで、本書の第8章 原典版楽譜の諸問題をお読みになることを強くお薦め致します。たったの20ページにも満たない長さで、ロマン派の色眼鏡を治さんとした実証的なアプローチが(その方法が足りないために)新たな色眼鏡となっている現状を指摘しています。

しかし,バッハのインヴェンションでさえ装飾音といいフレーズといいいろいろ疑問だらけ。それこそ最初の1番の冒頭のソ、ド、シ、ド、レの装飾音から、ド、シ、ド、シーはないだろう・・・と(マイナーな話になってすみません・・・)思っていたのですが、いつもコメントくださるKenさんにそんな相談をしましたところ、教えてくださった書籍。難しい話も、微に入り細に入りで、読むのが面倒なところもあるのですが、私でさえ面白くて、すっかり読み切りました。いまは練習しながら、時々該当部分を探して読み返して居ります。

多分、インヴェンションとシンフォニア ウィーン原典版 42も同じ方が後からご購入になったのではないでしょうか?スコダの上述書には、バッハの楽譜について、著者バドゥラ=スコダが、一言コメントとともに紹介した一覧がついているのが、嬉しいことの一つですが、この楽譜もそこで高評価を得ていた物の一つです。カタログ番号42aもあるのですが、こちらのカタログ番号42は短論文『装飾法について』がついており、それぞれの曲の装飾法について、さまざまな弾き方を検討しています。

・・・一位ですっかり長くなりましたが、二位以下がいろいろありすぎて、えいやっとまとめながら選ぶのですが、、、

第二位 マルティヌーの交響曲全集(Supraphon)

これまたちょっと意外な高順位。Supraphonレーベル発売のチェコのボフスラフ・マルティヌー(1890-1959)の交響曲全集。Vladimir Valek指揮/プラハ放送交響楽団の演奏です。

Martinü: Symphonies Nos. 1-6の商品写真わたしもマルティヌーはさほど聴いて居らず、幾つかのCDも棚の中のどこえやらでしたが、この交響曲全集を聴いてみて、意外なほど聴きやすく、楽しめました!メジャーな演奏者ではないので、躊躇される方もあるかと思いますが、Vladimir Valek指揮/プラハ放送交響楽団の演奏も大変良いと思います(ほんとに色彩豊かで、迫力あり、リズムも切れがよく、素晴らしい演奏)。

今年発売のものですが、3枚組ながら大変安価セットで、「マルティヌー」をひとまず聴いてみようという場合、今後、第一に推薦できる録音になるのでは?

2008年10月8日注:この記事を書いた4日前はまだ1,300円程度でしたが、さきほど見たらいきなり4,800円に値上がり。米国アマゾンでは、いまでも12ドル程度の価格なのに、、、めちゃくちゃです。元の価格設定が安すぎたのではありますが、、、アマゾンの価格も時に変動が大変大きいので、今現在の価格がどうなっているか、ご購入前にはよろしくご確認お願い申し上げます。ぬか喜びとなりましたこと、お詫び申し上げます。

マルティヌーは30手前にパリに出て、印象派の音楽に感銘を受け、そこでルーセルにならって・・・という経歴の作曲家。大戦中アメリカに亡命し、戦後ヨーロッパには戻ったものの当時の政治状況云々で望郷の思いはつのりながら、故郷には戻れず。。。

フランスで学んだ影響か、民族的なフレーズやリズムが見事に明るい色彩で描かれ、ちょっと独特な親しみやすさを持っています。フランスやロシアの作曲家の曲が好きな方なら楽しんできけるのでは?思う以上にさまざま豊かです。

第一番から完成度が高いな・・・と思いましたら、全6曲とも1940年以降、つまり作曲家の50歳以降の曲ばかりでした。

室内楽、協奏曲、バレエ音楽等々多作なマルティヌー。メジャーな演奏家があまり取り上げないので、なかなか耳にすることもないと思いますが、実は録音も大変豊富。ぜひいろいろと探してみてください!>>Look4Wieck.comの検索機能でマルティヌーのCDを探す

第三位 EMIダヴィッド・オイストラフ録音全集(17枚組)

さすがです。オイストラフの超名演ぞろいのこのセット EMIダヴィッド・オイストラフ録音全集(17枚組)

EMIダヴィッド・オイストラフ録音全集(17枚組)の商品写真目から鱗ならぬ、耳からウロコとでもなるようなこのセット。「あの曲はどれが、その曲はこれが、、、」といろいろ好きな曲に好きな演奏はあるのですが、それでも「とりあえずこれがあればいいのでは・・・というか、いろいろ良すぎます・・・」と感服させられます。

曲目詳細などは、以前一文あげましたので、ぜひこちらのページでご確認ください!

こんなに芳醇で安定した音も思い出すと他にあるのか・・・と感じます。クレンペラーとのブラームスも、クリュイタンスとのべートーヴェンも、プロコフィエフもショスタコーヴィチも、マイナーなタネーエフも、、、と名演が盛りだくさん。

 

次は同率で四位が二つでありますが、

第四位 アーノンクールとレオンハルトの偉業:バッハ 教会カンタータ全曲 (60枚組)

アーノンクール&レオンハルト J.S.バッハ 教会カンタータ全集(60枚組)の商品写真高いセットながら、いまのところご紹介してから毎月数セットお買い上げ頂いて居ります。こちらで(浅学なので見た目だけ)ご紹介してから随分長く経つので、「さすがに今月は・・・」と思うのですが、皆様のご見識の高さに感服する次第であります。(お店としても、大変嬉しいです!)

アーノンクールとレオンハルトの偉業であるバッハ 教会カンタータ全曲 (60枚組)。今でもやはり器楽曲が聴かれることが多いかと思いますが、カントールとしてのバッハの姿を教えてくれる大セット。

アーノンクールとレオンハルトがこの録音を終えてから結構経つのですが、全部で5〜6万と掛かって、そこまでは冒険できない・・・と思われた方が多いと思います。私もそんな一人でしたが、ついに2万円台の廉価版となり、有り難い限り(マーケットプレイスのimportcds_comがお薦めです)。

宝石ではありませんが、学生の方でも「お小遣いの三ヶ月分で」になりました。

どれも高水準の良い曲ぞろいで、そういったら、抜粋版を買えば良い・・・とも思われますが、それだけの曲を日々カントールとして、ほとんど毎日書き続け、合唱隊を指導していた・・・という驚きを感じるには、このセットを手にするに如くはないかと思います。ただ、安くなったとは言え、何万円のセットで60枚もの分量。ご購入前には、今一度ご考慮くださいませ。

第四位 ワーグナー関連のCD、DVDや書籍

これまた広くまとめましたが、ワーグナー関連もいろいろと。並べてみましょう。名盤、マイナー曲、新盤といろいろです。

輸入盤 ワーグナー歌劇《リエンツィ》の商品写真CD:

レーグナー指揮  ワーグナー交響曲ハ長調&ジークフリート牧歌の商品写真DVD:

書籍:

歌劇《ローエングリン》 ケント・ナガノ指揮/バーデン・バーデン祝祭劇場の商品写真《リエンツィ》ワーグナーの交響曲は結構珍しい選択。初期のワーグナーは、後期の大作に比べれば、名曲ではないと言えるでしょうが、なぜワーグナーがあのような考えで、あのような曲を書いたのかは、これらの初期の曲にある、個性と没個性を聴いているとなんとなく想像できるような気が致します。

ケント指揮のジャケット見ると気になります。。。書籍も興味深いもの。

個性的な選択でこちらも見ていて、学ぶこと多しです。ワーグナーだけでなく、他のものも、また毎月そういうものであります。

たったの四位で随分長くなってしまいましたが,本日はここまでで、明日から気ままにピックアップしてみたいと思います。

では!

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この記事へのコメント
そっかあ、マルティヌー!

そういや、全然聴いたことがないのです!

新鮮でいいかも。

・・・お給料入ったらお願いします。。。
・・・でも、浮気性だから、別のをお願いしちゃうかも、です。。。
Posted by ken at 2008年10月05日 23:49
わたくしも、上の交響曲全集買うまで、殆どスルーでした!←3枚組なのに、千数百円だから、買ってみたという・・・

Supraphonが地元のチェコの演奏家を使ってという録音なのですが、なんだか演奏が良すぎて吃驚してまーす。
Posted by sergejO at 2008年10月06日 00:05
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