2008年12月10日

はてさてどういった広がりを生むのか?−YouTube Symphony Orchestra および なぜかヴィクトル・エリセ DVD-Boxのご紹介

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見つけてから1,2週間ほど経ったでしょうか、再生回数も伸びているYouTube Symphony Orchestraの企画。どの程度、どんな催しになって、どんな帰結になるのか、ちょっと気になっています。

これはYouTubeがネットで、広く演奏者をつのって、人選し、最終的にはロンドンで弾いていいですよ〜という企画らしく。YouTubeとLondon Symphony Orchestra、作曲家のタン・ドゥンやピアニストのランランが協賛といっていい様子。

日本向けの公式頁はこちらで、

http://jp.youtube.com/user/symphonyjp

映像を幾つか引用すると、


課題曲は、タン・ドゥンのもので、


作曲家が作曲家の上、お祭りイベント用の曲ですから、兎や角いってもなんでありますが、結構大掛かりな催し物のようで、

ゲルギエフが挨拶を映像だしたり、
http://jp.youtube.com/watch?v=NnhliW4IB8I

LSOの演奏者が弾き方について、映像を作っていたり(探すといろんな楽器について個別に映像が揃ってます)、
http://jp.youtube.com/watch?v=2NS8s199fxU

しかし、これに限らずいろいろ見ていると、クラシック音楽外交というものがあるのかな〜などと思わせます・・・

個人的には、このイベント云々ではなく、オーケストラによるYouTubeの活用が進むとよいことかなと考えています。「誰それのこの曲ですが、、、」と引用したいとき、ソロの曲やちょっとした室内楽なら、愛好家の映像を見つけることができますが、オーケストラ、ましてや、オペラなどは未だまず引用に問題のないものはまず手に入りにくい。Deccaその他が、YouTubeの活用を広げていますが、それでもまだまだです。

このイベントを契機に、そこがなんとかなる方向に進めば、、、と、いい加減に期待している次第。

*****

序でながら、ここで、久々にクラシック以外の話題を!なんと、スペインの寡作の名監督ヴィクトル・エリセのDVDがひさびさに販売

ビクトル・エリセ DVD-BOXの商品写真『ミツバチの囁き』、『エル・スール』という素晴らしい傑作に、初期の『挑戦』という短編が収められるとのこと。2008年12月26日発売予定で、只今予約期間中。この間は割引率も高いですから、映画ファンに限らず、年末年始にTVのいつもの騒ぎはどうも、、、という方には、ぜひ!とおすすめです。

エリセは私が大好きな監督で、繊細で優しく、エモーショナルな映画ですが、かといって感傷的にもならない。ゆったりとしながらも、よいテンポで話が進みます。スペインの田舎の風景が美し過ぎて、それだけでも十二分に楽しめるもの。

あらすじどうこうはネットにもたくさんありますから、ここでは繰り返しませんが、そんなあらすじを抜きにしても、一つ一つの画面の素晴らしさが、質素なのか、これこそほんとうの贅沢なのか判らない、心に残る体験になるかと思います。

ちょっとお高いものですが、なかなかレンタルには見つからないですし、長い間廃盤でもあった作品。

ぜひ、ご自分または大切な方へのプレゼントなどとしてもご検討くださいませ。

では!

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posted by sergejO at 15:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | YouTubeやニコ動から
この記事へのコメント
YouTube Symphony はトランペットで挑戦しようと思っています。将来はクラシック
意外の楽器も参加できればさらに素晴らしいプロジュクトになると思いませんか?
エレキギターとかDJとか。日本からの応募者沢山いるといいですね!
Posted by Trumpet Lady at 2008年12月12日 10:20
コメントありがとうございます。
今後どうなるか大変興味深いです。今後どうしたいか思惑があるだろうに、「募集して受かれば、ロンドンで!一緒に弾こう!」というナイーブなメッセージしかないのが現状。
勿論、こんな大掛かりなプロジェクトをナイーブに動かしていると思えるほどこちらも若くなく、プロモーター側はどこまで考えているのか、、、これが追々見えてくるのが楽しみです。
もっともいい加減な帰結は、「世界の若者がこんなに集まって、プロと一緒に努力して感動でした!」とBBCあたりがドキュメント化し、CDなりDVDなりの販売に終わること。この場合、課題曲がそのまんまそうであるように、クラシックの疑似ポップ路線でまた一つビジネスができただけに終わります。
それでも、応募した若者に、なにか仕事が見つかれば、そうでなくても経験になれば良いことなのでしょう。
私にとっては、これがなにかの契機になって、オーケストラによるYouTubeの利用が増えると有り難いなと。
いずれにせよ、今後の展開を生暖かく見守りたいと思います。
Posted by sergejO at 2008年12月12日 15:19
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