2009年01月06日

2008年第4四半期(10〜12月) クラシック音楽お買い上げ品点 気ままにピックアップ − 書籍篇

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またまた引き続きまして、

明けましておめでとうございます 2009 − 附 2008年第4四半期の売れ筋ランキング
2008年第4四半期(10〜12月) クラシック音楽お買い上げ品点 気ままにピックアップ − 全集ものが増えました
2008年第4四半期(10〜12月) クラシック音楽お買い上げ品点 気ままにピックアップ − 全集以外であれやこれや

2009年第4四半期(10〜12月) クラシック音楽お買い上げ品点のご紹介です。今回は書籍篇と参ります!

既に、書籍のお買い上げ品点では、『バルトーク音楽論集 (あごら叢書)』『ディヌ・リパッティ 伝説のピアニスト − 夭逝の生涯と音楽』をご紹介済みですが、その他のものでは、


クラシック音楽関連書籍の売れ筋品点

パスカル・ル・コール著『アルド・チッコリーニ わが人生 ピアノ演奏の秘密』の商品写真パスカル・ル・コール著『アルド・チッコリーニ わが人生 ピアノ演奏の秘密』ですが、チッコリーニの伝記あったのですね!2008年3月刊行?それともリプリントでしょうか?寡聞にして存じませんでした。

イタリア出身で、フランスで活躍したピアニスト。既に80歳を超えるというご高齢ですが、まだ現役で活躍していらっしゃって、昨年は来日公演もありました。

若林 敦盛著『新装版 対訳J.S.バッハ声楽全集』の商品写真若林 敦盛著『対訳J.S.バッハ声楽全集 対訳』の商品写真次は、若林 敦盛著『新装版 対訳J.S.バッハ声楽全集』(赤紫色の方です)。

アーノンクールとバッハの宗教カンタータが廉価版で出ましたという記事で、この書籍を紹介したことがございます。新装版でちょっと価格が下がったのも嬉しいところ。収めきれなかったものを集めた続編も『対訳J.S.バッハ声楽全集 補遺』(灰色の方です)も刊行されたので、併せてご紹介致します。

リンク先弊記事に有ります通り、このアーノンクールとレオンハルトの廉価版Boxセットは、「歌詞については、ネットをご参照」という方針。その参照サイトで、オリジナルの独語だけでなく、英語でも読む事は可能ですが、やはり日本語本があると便利なのは確かでしょう。

鈴木雅明指揮/BCJ バッハ:カンタータ全集 Vol.33の商品写真ついでと言っては失礼ながら、もしBoxセットは一度のご出費がとお思いの場合は、鈴木雅明/バッハ・コレギウム・ジャパンの単売品を時々に買われるのも一考かと存じます。

 鈴木雅明/バッハ・コレギウム・ジャパンによるバッハ カンタータ全集を探す(via Look4Wieck.com)

こちらの録音はご存知の方も多いと存じます。清澄な表現といいますか、透明感が格別のもの。第一巻から順番でも良いでしょうし、どれを聞いても同じ様に良い曲なので、「えいやっ!」と好きな番号でお選びになっても特に問題はないでしょう。

定期的にコンサートも開かれておりますので、折角ですから、生の音も体験しては如何でしょうか?私も今年は足を運びたいと考えて居ります。

第3四半期(2008年7月〜9月)は、楽譜や専門書が結構でたのですが、今回は一つだけ。画像がないのですが、

オリヴィエ・アラン著『和声の歴史』(文庫クセジュ 448)

がありました。 タイトルがまさしく書籍の内容で、西洋音楽に於ける和声の考えが過去から現在に掛けてどう変遷して来たかをつづった書籍のようです。わたくし未読なので、これ以上ご紹介できず申し訳ございません!

その他、邦人の著者の書籍で、岡田 暁生氏の著作が二種類

岡田 暁生著『 西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 』(中公新書) の商品写真岡田 暁生著『 ピアニストになりたい! 19世紀 もうひとつの音楽史 』の商品写真『 西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 』(中公新書) 『 ピアニストになりたい! 19世紀 もうひとつの音楽史 』を数冊お買い上げ頂きました。

小生が書いた関連記事には下のものが挙げられます。

岡田 暁生著『西洋音楽史 ―「クラシック」の黄昏』ー すっきりと見通しよく、新しく!

前者は新書でお求め易く、音楽書としてはベストセラーに入るかと存じます。まだ一般的には馴染みのない、古典派以前の中世→ルネッサンス→バロック期について、記述が多いのが特色。また、ロマン派について、著者はなんだかんだ言ってもロマン派が好きだ、、、と言いながら、一般的な19世紀ばんざい!から、一歩下がった冷静な記述を目指しており、読者の方には中々新鮮な指摘となって楽しい書物と存じます。

後者は、岡田氏の最近著。我々が当然と考えているピアノ主導の音楽教育、ハノンその他の肉体訓練的教授法等々が、極めて19世紀的現象なのだ、、、と指摘しながら、同時に起きた音楽的趣味、大衆化等々の問題を、関連なり因果性なりを考慮しながら取り上げて居ります。

この書籍も我々が当然と思っている、感性、価値観をちょっと揺り動かすものでしょう。まだ試論的なものと見えましたが、具体的なさまざまな事例の紹介が十分かつ大変面白く、読後には著者の主張に納得したり、反発したりといろいろ考えさせられることは多いかと存じます。

一つ前の第3四半期(2008年7月〜9月)に比べると全般的に書籍の数は少なかったのですが、先の四半期のお買い上げ書籍から気ままにピックアップすると以上となります。

書籍で知ることになった、新しいジャンル、新しい録音については、ぜひLook4Wieck.comのAmazon.co.jp検索機能でいろいろ音源をお求めいただければ幸甚です。

探してみると、「こんな曲にも!」と思うほど録音は多々あって、この検索機能はそれらを探すにかなり便利かと思います。

では、また次回!

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この記事へのコメント
チッコリーニの本はおすすめです。

「和声の歴史」は少々(多々、かな)難しいですけれど、旋法から調の発生と発展、その崩壊までを、時代時代の音楽家の感性との関連から見つめており、音そのもので音楽史を語っている、という側面からも、良い本だと思います。和声の将来への展望も簡潔に記されているところが岡田暁生さんの史観と対照的で、岡田さんの本も好きだけれど、このアランの方が私自身には共鳴できました。

参考になりますかどうか・・・
Posted by ken at 2009年01月11日 00:40
すみません、こちらのコメント気づかず。ただいま拝見致しました。
いえいえ助かります。「難しい」に怖じ気づきました!
Posted by sergejO at 2009年01月15日 16:52
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