2009年09月05日

9月4日はブルックナーの誕生日でした:モテットのおすすめ

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輸入盤CD Corydon Singers(合唱) Bruckner MotetsのAmazonの商品頁を開くさて、9月4日はアントン・ブルックナー Anton Bruckner の誕生日でした。1824年にオーストリアの片田舎に生まれ云々の伝記的詳細は、昨年のこの機会に、おすすめ書籍(および交響曲第8番のおすすめ盤)を紹介致しましたので、ご覧頂ければ幸いです。

では今回のおすすめは・・・

ブルックナーの交響曲の録音のあれがいいこれがいいという話は切りがないので、「浅く広くちょっと風変わり」なものをご紹介をする弊ブログとしては、今回は、ブルックナーの交響曲以外の宗教声楽曲からモテットの類を取り上げます。

ブルックナーのモテットのおすすめ

宗教声楽曲等々のジャンルでも、ブルックナーらしい大規模な合奏を伴った作品−ミサ曲や詩編、テ・デウム−ならば、お聴きになった方も多いのでは?

ヨッフム指揮 ブルックナー:テ・デウム、詩編150番、モテット集のAmazonの商品頁を開くこれらを一般に広めるに大きく貢献したヨッフムの録音や最近ではバレンボイムの二枚組など、有名・中堅どころの指揮者&管弦楽団の録音も充実してます。

ヨッフム指揮 ブルックナー:テ・デウム、詩編150番、モテット集
(輸入盤:ヨッフム指揮 ブルックナー:テ・デウム、詩編150番、モテット集)

輸入盤:ヨッフム指揮 ブルックナー:大ミサ曲第3番、モテット三曲

輸入盤CD バレンボイム指揮/イギリス室内管弦楽団 Bruckner: Masses 2 & 3; Te Deum; 5 Motets(2枚組)のAmazonの商品頁を開く輸入盤CD バレンボイム指揮/イギリス室内管弦楽団 Bruckner: Masses 2 & 3; Te Deum; 5 Motets(2枚組)

ヨッフムは国内盤に四枚組があったのですが、最近増版してないようです・・・

大規模な声楽作品は、ブルックナーらしく充実した和音の響きや深々とした変化もあり、清澄な響きの無音から音が生まれてくるような入り方などブルックナーらしいとも思いますし、また合唱で聞くと少し違う感銘も受けます。

さて今回注目するのは、上のCDにも添え物のように入っているモテット

「モテットはそもそもなんぞや」については、岡田 暁生著『西洋音楽史 ―「クラシック」の黄昏』(中公新書)などに判り易い説明がありました。実際、いろいろ聞いていると、時代時代、作曲家によってもいろいろ細かに形式が変わる様ですが、少なくともブルックナーについては、宗教的で小規模な声楽作品くらいに思っておけば良いのでしょう。

このモテットが、せいぜい1分半から5分ちょっとというものばかりで、壮年、晩年に作られたものも多々。ブルックナーというと長大な作品に慣れているので、なんだかかわいらしい感じがして、知らない横顔を見る様です。大概、大曲の陰にほんの数曲入っているだけなのですが、奇麗な名曲が多いので、ちょっとそれだけでは物足りないと御感じになる方も多いのでは?そうお思いの方も、この機会に、一つ二つモテット集の録音を持たれては・・・なんて思います。

録音についてはいろいろ聞いてみましたが、方々の合唱団がマイナーレーベルでいろいろ出していて、「これがおすすめ、これが一番!」などと兎や角いうものでもないかなぁと。クラシックと言うと、同じ曲でやたらと録音があるので、ついつい「有名な」「一番の」録音を手にしないともったいない感じがしてしまいますが、そんな肩の力を抜くにも適当に選んでみる経験は良いやも知れません。

なので強いおすすめというほどでなく、もっているCDから何となく気に入ったものを挙げますと、

輸入盤CD Corydon Singers(合唱) Bruckner MotetsのAmazonの商品頁を開く輸入盤CD Corydon Singers(合唱) Bruckner Motets

こちらは11曲入り。1973年創設のイギリスの合唱団Corydon Singersが1983年に初めてリリースしたCD。モテット集としては比較的はやく出たものでしょう。

曲によって、トロンボーンやオルガンの伴奏あり。

いま一つは、同じくイギリスで上のCorydon Singersに比べるとちょっと素朴(?)にも感じますが、それも含めてやっぱり奇麗です。

輸入盤CD Earling Abbey Choir(合唱) Bruckner: Sacred Motets&Two AeqalesのAmazonの商品頁を開く輸入盤CD Earling Abbey Choir(合唱) Bruckner: Sacred Motets&Two Aeqales

モテット13曲で、全て無伴奏での合唱のみでの録音。完全に無伴奏であるところも面白いですし、Aequale二曲収録もまたおすすめどころ。

Aequaleはブルックナー20代のトロンボーン重奏の短い曲。個人を偲ぶ場のために書かれた音楽だそうで、根岸一美著『作曲家◎人と作品 ブルックナー』で知って、私も聞いてみたいなと思って居りました。当然、寂しげな少しひなびた曲調ですが、これがあぁなると後のブルックナーの金管か・・・などと。

後者のCDのスリーブノートには、極簡単ながら、古いイタリア、また、当時のオーストリアの教会音楽の様式を考えて、ブルックナーがどういう作曲をしたかという説明があって、呑気に聞いているだけの私にはよく判らなかったのですが、さまざま細かく見ていかれる方には、面白い指摘なのでしょう。

******

ブルックナーのモテット集も数は増えてきましたが、殆どは輸入盤。お探しになるときは、"Bruckner Motet"で調べ、いろいろ違うものも引っ掛かるので、気長にページを送って探すほかありません。

>>Look4Wieck.comの検索機能で、Amazon.co.jpからBrucknerのMotetを探す

上のわたしのおすすめは気になさらず、なんとなく気になったものをぜひどうぞ!

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posted by sergejO at 14:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 作曲家の誕生日です!
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