2007年11月11日

井上道義指揮ショスタコーヴィチ1&9番 at 日比谷公会堂

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突然ですが、ブログのタイトルのつづりがなにか変だと思いましたら、やはり間違えておりました!

CVLTVRE ANIMI → CVLTVRA ANIMI

でした。お恥ずかしい・・・

さて、連日ショスタコーヴィチ関連が続いておりますが、昨日は日比谷公会堂のコンサートに行ってまいりました。今月初頭にこのブログの「今月から井上道義指揮ショスタコーヴィチ交響曲連続演奏会始まります!」と題した記事でも触れました井上道義指揮 日露友好 交響曲全曲演奏プロジェクト。演奏曲目は、

  1. 交響曲第1番 Op.10 - 千葉県少年少女オーケストラ

  2. 交響曲第7番 Op.60 ≪レニングラード≫ - サンクトペテルブルク交響楽団

第1番は、

私はこのオーケストラの演奏する1番は世界のどこのオケと比べても『音楽的にも』負けていないと思います。嘘だと思う人も是非聴きにきてほしい!

と急遽追加になったもの。

さて、この第一曲を弾いた子供たちのオーケストラですが、佐治さんと仰有る女性の先生が50年ほど前に始めたもので、当初40名ほどでしたが、いまや155人のメンバーを抱えているとのこと。団員の上限年齢は20歳で、平均はおよそ15歳。当日出演メンバーには10歳そこそこ(?)のお子さんもいらっしゃいました。

・・・というお話は、井上氏が、恥ずかしがる先生を舞台に引っ張り上げて、いたずら交じりに聞き出したもので、その非道の行いに笑ってしまいました。

演奏がこれが結構良かったのです。勿論、聴き入ってしまう音色ではないでしょうが(でも、ソロは立派なものですし、特に木管などは良かったんじゃないかしら)、入りが合わないとか、音をはずすなんて心配をするレベルではありません。丁寧に音をおいていく感じはまだありますが、リズムも指揮者に引き出されて活き活きしてましたし、強音も迫力があってちょっとゾクっとしました。会場も盛大な拍手。

個人的には、昔ほんの少々ラッパを吹いていたので(高いミまで・・・)、やっぱりトランペットに注目してしまいます。もちろんトランペットに限らずですが、音の出って緊張しますよね、ご立派です。あと丁度視界に入っていたシンバルの女の子。頭を振って拍子をとりながら、ジャーーンとならすのに、ちょっとこちらもどきどきしたりと、すっかり普段の自分と違ったいい人になった気分でした。

さて、休憩を挿んでの第7番。サンクトペテルブルク交響楽団はロシア旅行で一度聴いたことがあって数年ぶり。舞台脇の右の張り出しに演奏者席が置いてあって、「???」と思っていたら、トランペットとトロンボーンが三本づつ。左を見やると同じ場所にはホルンが四本。自分の座席は前の方の右端だったので、これはすごい迫力。第一楽章と第四楽章は、この迫力だけでゾクゾクしました。クラシックではあんまりない楽しみでした。

演奏は熱がこもっていて上出来だったと思います。こちらの拍手も割れんばかりのものでした。各奏者への個別の拍手も熱心なものでしたが、この曲は小太鼓は当然として、木管なんかその中でもひときわ高かったかしら。これは聴く側でいろいろ印象は違うかも知れません。私はやはりトランペット一押しでした!

=====

井上道義氏は、ほんとノリの良い方で、人によっては苦手かも知れませんが、ノセるのもうまいですね。私は好みです。

 「日露友好なんてついてますけど、まー友好というのも中々難しいでしょうが〜」

なんてふつー言いません!。その他もろもろすっかり笑わせていただきました。

なんといっても活き活きしているのが良いのでしょう。

そのテンポが活き活きしすぎて(?)、全体的にやや一本調子かな・・・という感じがちょっとしなくもなかったのですが、これはあんまり席が前過ぎて、自分が音に翻弄されていたせいかも知れません(なんと言っても、すぐそこのブラスセクションがすごすぎまして・・・)。

いずれにせよかなり楽しめて、日程さえ合えば、別の日にも聴いてみたいものでした。会場は埋まってましたが、まだチケットもあるようでご興味があったらぜひ!
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この記事へのコメント
井上さんは年をとられましたね。「ミッチーもメタボ?なんか昔からはげてたけど今はもっと光ってんでそれで今は客が減ってずっこけをやったりしてるのかなあ」なんてひどいことをいっている人も結構いましたよ。趣味わるいなあって感じのトークが僕は気になりました。ショスタコの取り組みはわるくないけど、もしロシア人が金銭面の井上さんとの友情をのぞき、本音をいったら、凡人の指揮者だっていうだろうって影では言っていた人もいました。やはりゲルギエフなんかの超一流を聴くと、あの指揮はなんか、足元にも及ばないかなあと、おもっちゃいました。ふざけるなって言われそうですが、井上さんがなんか異常にずっこけトークするんで逆に媚でも売ってるのかなあって思って気持ち悪くなりました。音楽をききにきたのに、それが邪魔で不愉快にも思えてしまったんです。もっとカッコいいトークをする美意識をもって頑張ってほしいです。それも舞台ですから。そんなふうに思ってしまった僕でした。
Posted by 諏訪 at 2008年01月21日 20:14
コメントありがとうございます!

そこが「人によっては苦手かも」と思ったところで、日本人の音楽関係の
人がマイクを持つと、クラシック、ポップ、JAZZの垣根を越えて、芸人口調に
なってしまう傾向があるようで実は私も気になってます。

自分の場合、TVなどで井上さんの発言に結構感心することがあったので、
「企画屋として商売なりたたせようと無理してるなぁ」と同情して
いました(結構、素直に笑っちゃいましたが)。本公演の特設website
の自筆宣伝文句も「あらら大変だなぁ」なんて・・・思って
いたので、心構えはありましたが、諏訪さんのようにお思いの方が
いらっしゃるのも判ります。

*****

つまるところ観客としては、気に入らないなら苦情を言って、二度と
行かないしかないのでしょうね。

では!
Posted by sergejo at 2008年01月21日 21:37
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