2007年12月10日

小菅優ピアノ・リサイタル at さいたま芸術劇場に行ってきました!

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昨日はさいたま芸術劇場で開かれた小菅優ピアノ・リサイタルに行ってまいりました。1983年の東京生まれの方で、9歳からはドイツに渡ってピアノを学ばれているそうです。今年の中ごろでしたか、紀尾井ホールのリサイタルでは不覚にも(←粗忽にも!)開演時間を間違えて、気づいた時にはもう・・・だったので私にとっては今回が初めて。

さて舞台に現れた小菅さんは背はそんなに高くもなく、手は体に比してはちょっと大きめに見えましたが、十度もらくらく届くといった大きさではない様でした。指はすらりというよりはしっかりといった感じ。

当日のプログラムは、

  • バッハ:インヴェンションとシンフォニア BWV772-801
  • リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
  • リスト:ノクターン“夢のなかに” S207

休憩はバッハの後に20分。アンコール曲はショパンから二曲で

  • ショパン:練習曲ハ短調Op.25-12
  • ショパン:レント・コングラン・エスプレッシオーネ

全体的な印象は若いのに風格あるなぁ貫禄あるなぁという感じ。バッハはきちっと各曲描き分け「次は短調ですよ、ここで左と右で対話してますよ」といわば模範的な演奏にして、そこここに詩情が漂います。「リストはどうなるんだろう?」と休憩時間楽しみにしていましたが、ソナタ ロ短調になると見事に音の強弱のレンジも増して迫力も十分。では迫力だけかということはなく、全体の筋立てもよく考えている印象を持ちました。何箇所か「ほんとにここいいなぁ」という瞬間がありました。外国のホールなどで聴いていると、隣の見ず知らずの人と思わず見合わせて、ニコッとしてしまうようなそういう瞬間。

アルペジオが綺麗だったので、アンコール一曲目はgood choice!アンコールの二つ目は、ショパンの遺作で夜想曲に分類されているものだったかしら。割合に簡単なメロディでゆったりしていて、聴かせるのは結構難しそうな曲でした。

年はまだ20歳半ばですがほんとに堂々たるもの。ここに留まらず、この人にはもっともっと要求していいような気がします。私も素人の横好きで自分の言うことがあってる自信もないのですが、全体的に音色がもっとあってもいいな、ニュアンスがあっていいなと感じましたし、比較的強い音の方が綺麗でスローな弱音で力が抜けた「ふわっ」としたものはあまりなかったように思います。完成されたピアニストと言うには年齢を考えたってまだ早いでしょう。いろいろなレパートリーでも聴いて見たいし、10年後はどうなるんだろと考えると楽しみです。

以下、公式サイトや幾つか見つけたインタビュー記事などリンクしておきます!



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