2008年01月09日

クラシック音楽の曲のジャンルを整理してみましたっ!

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今日は早起き〜ではなく徹夜です・・・

先日友人連との会合で、「クラシックはジャンルが判らないので、正直どこから手をつけていいかわからない」という声があがったので、簡単な表を作ってみました。

似たようなことでお困りの方を見つけたら、ご自由に使ってくださいませ!YouTubeの映像を付けたので、視覚的にも判りやすいと思います。

ちなみにこういう分類も、19世紀以前、19世紀、現代でいろいろ異動があるのですが、19世紀の曲が今でも聴かれることが多いので、(多分)19世紀後半にはこんなもんだろうというイメージで作ってます。「それはまずいのでは?」というところがあったらコメントお願い致します。

 

クラシック音楽
Classical Music

器楽曲
Instrumental Music
声楽曲
Vocal Music
楽器を演奏した音から成る曲です。歌手・合唱団の歌を伴っている場合も、楽器の音が主となっているもの。
歌手や合唱団など人の歌う歌を主とした曲。

管弦楽曲(オーケストラ曲)
Orchestral Music

室内楽曲
Chamber Music
歌曲 オペラ・オラトリオ 宗教曲
交響曲
Symphony
協奏曲
Concerto

その他の管弦楽曲

ピアノ曲
ヴァイオリン曲・チェロ曲 弦楽合奏曲 その他の室内楽曲 もっと説明を見る
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管弦楽曲(オーケストラ曲)
Orchestral Music
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様々な楽器が集まって大規模な合奏をすることでできている曲。今時のオーケストラだと100人くらいの規模ですが、数十名程度のオーケストラもあって室内管弦楽団(Chamber Orchestra)と言われているので、ちょっとややこしく感じるかも知れません。
交響曲
Symphony
協奏曲
Concerto

その他の管弦楽曲

典型的には、アレグロ→緩→メヌエットかスケルツォ→アレグロの四楽章構成で作られた大規模な管弦楽曲・・・と言われていますが、歌を伴ったり、3楽章だったり、5楽章だったりと、「作曲家が交響曲と呼べばそう」と言えなくもないように思います。

ただ、いろいろ聴いているうちに、「これは交響曲だよなぁ」という感覚は掴めるかなと。

独奏(ソロ)楽器を伴った管弦楽曲。独奏者(ソリスト)の演奏が終始オーケストラと対比されて、目立って聴こえる曲。独奏者は一人が基本ですが、複数の独奏者を組み合わせた協奏曲もあります。

独奏楽器は、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、フルート、トランペットとなんでもありです。

交響曲でも協奏曲でもない管弦楽曲です。

作曲家がさまざまな呼称を作っていますが、つまるところ「その他もろもろ」です。

なお、前奏曲や序曲は元々オペラや劇の幕開けの音楽ですが、特に劇と関係なしに曲の形式にもなってます。

例1.普通の交響曲 例1.ピアノ協奏曲 例1.交響詩
例2.合唱を伴った交響曲 例2.ヴァイオリン協奏曲 例2.組曲
例3.交響曲なの?と思われ兼ねない微妙な交響曲 例3.トランペット協奏曲 例3.劇伴音楽・伴奏曲
  例4.ヴァイオリンとチェロのための協奏曲 例4.変奏曲
  例5.協奏曲風の作品 例5.序曲・前奏曲

 

 

室内楽曲
Chamber Music
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19世紀以降は、ブルジョワ家庭のちょっとした室内で演奏できる規模という意味になったのだと思います。なので演奏者が1人から多くて10人程度といったところでしょうか。

楽器も編成もたくさんの種類があって、また曲のスタイルもたくさんあります。

CDショップの棚は、主役の楽器ごとにまず分かれ、それぞれの楽器ごとにソロ→デュオ→トリオ・・・と並んでいると思います。(例:ピアノ独奏曲、ピアノ三重奏曲、、、ヴァイオリン独奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、弦楽三重奏、、、、)。

なお、合奏の呼び方の日本語は簡単で、二重奏、三重奏・・・と数字だけ変わります。英語だと、一人 ソロ Solo、二人 デュオ Duo、三人 トリオ Torio、四人 カルテット Quartet、五人 クインテット Quintet、以降セクステット Sextet、セプテット Septet、オクテット Octetまで知っていれば実用上問題ないと思います。

ピアノ曲
ヴァイオリン曲・チェロ曲 弦楽合奏曲 その他の室内楽曲

形式はソナタ、前奏曲、夜想曲となんだかんだと多いものですが、これは別にピアノ特有形式ではありません。

ピアノだけの曲の場合、独奏曲、複数のピアノ奏者による連弾曲(ピアノそのものは1台から数台まで)。

その他にはピアノと弦楽合奏が合わさったジャンルがメジャーです。これは全体の奏者の数で呼び名が変わります。

ピアノ+弦楽器二つ=ピアノ三重奏曲

ピアノ+弦楽器三つ=ピアノ四重奏曲

という感じです。

ヴァイオリンとチェロに関しては、独奏曲は無伴奏○○と名づけた曲が結構目立ちますが、これは「伴奏がない=ソロですよ」ということですから無伴奏という言葉は、他の楽器にも使われます。

ピアノと組んだソナタ形式の曲に関して、ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタと呼ばれますが、これは独奏曲ではなく、ピアノとのデュオです。

三人以上の場合は、弦楽○重奏のジャンルに数えられると思っていいと思います。つまり、ヴァイオリン三重奏とか、チェロ四重奏といったジャンルはないです。

 

弦楽器のみで構成された合奏曲です。

弦楽三重奏〜八重奏までが大半です。

通常、

ヴァイオリン+ヴィオラ+チェロ=弦楽三重奏

ヴァイオリン2+ヴィオラ+チェロ=弦楽四重奏

です。弦楽五重奏はヴィオラかチェロどっちかが二つになって、後はいろいろなパターンがあります。

 

他にメインとなる楽器は、クラリネット、フルートその他いろいろとあります。

楽器のジャンルは、鍵盤楽器、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器などあって、CDショップの配列もトランペット、トロンボーンと分けずに木管楽器とひとくくりになっている場合も多いです。

合奏の場合の構成はかなりまちまちです。

例1.ピアノ・ソナタ 例1.無伴奏ヴァイオリン組曲 例1.弦楽四重奏曲 例1.クラリネット五重奏曲
例2.ピアノ曲のワルツ 例2.無伴奏チェロ組曲 例2.弦楽五重奏曲 例2.フルート四重奏曲
例3.ピアノ三重奏曲 例3.ヴァイオリン・ソナタ 例3.弦楽六重奏曲 例3.トランペットとピアノ
例4.ピアノ五重奏曲 例4.チェロ・ソナタ 例4. モダーンな弦楽四重奏曲 例4.クラリネット、ヴァイオリン、ピアノ

 

声楽曲
Vocal Music
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歌手や合唱団など人の歌う歌を主とした曲。
歌曲 オペラ(楽劇)・オラトリオ 宗教曲

歌手一人にピアノ伴奏やオーケストラ伴奏がついたものが通常です(複数の歌手のケースはまずないと思います)。

宗教系は宗教曲として分かれているので、恋愛や人生の悲哀を歌ったものが多いです。

ドイツの民謡を源とする歌曲はリートと言われます。様々な国でスタイルが異なりますが、リートだけ覚えておけばよさそうです。

芝居系と言った方がわかりやすいかも!

オペラはいわゆるオペラ。

オラトリオは芝居を伴わずにコンサート形式でやるものですが、歌手、合唱団、オーケストラが入るのはオペラと一緒です。 

オラトリオは宗教的な題材が多いので、宗教曲に仕分けされることも多いです。

宗教といっても西洋音楽なのでキリスト教ですが、歌のテキストに聖書を使ったものがこれです。

ミサ曲、レクイエム、その他キリスト教の典礼用のものですが、現在は一般的コンサートで普通に演奏されます。

時代が下るごとに曲調も世俗的になったりしています。

例1.典型的なリート 例1.ドイツのオペラ 例1.バッハのミサ曲
例2.オーケストラ伴奏の歌曲 例2.イタリアのオペラ 例2.モーツァルトのレクイエム
  例3.オラトリオ 例3.ヴェルディのレクイエム

いろいろいい曲が多いですね。

ではまた明日!

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