2008年02月27日

大井浩明さんのコンサートに行って参りました! − その時、ピアニストに何が起こっていたのか・・・

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先日こちらでもご紹介した大井浩明さんのコンサートですが、昨晩は池袋の自由学園まで行って参りました。モーツァルトの後期のピアノ・ソナタを主としたプログラムで、間に安野太郎さんという若い作曲家の方の作品が入りました。

曲目詳細については、ピアニストのオフィシャル・ブログに記述がございますので、ぜひ!

・・・と、ここで実際にリンク先を開いた方は、ヒゲのお兄さんの顔写真にびっくりしたと思いますが、この方が安野太郎氏です。この写真を前もって見ていたので、どんな方なんだろうと楽しみにしておりましたが、昨晩の安野太郎さんは髪もぴしっと整えて、髯も剃られて、スーツ姿のイカしたお兄さん。お客様には割とご年配の方も多く(失礼!)、途中紹介された時も、ちょっと恥ずかしそうな感じでした。

曲も波のうねりが機械的に続くようなリズムでありますが、結構、かわいらしい(?)判りやすいものでした。

開場はざっと30畳といった小部屋で、ぎりぎりとは言わずとも10分前程度に入りましたが、60名ほどの座席はもういっぱい。小部屋が講堂につながっているので、そっちの椅子で場外観戦して居りました。休憩後に気づくと場外観戦の方も増えていて、最終的には100名弱のお客様になっていたのでしょうか。思わず、「開場費用が、、、ピアノ借り賃をこうとして、、、」と計算してしまいました・・・

さて、この日のコンサートはフォルテピアノを使用とのことで、その点も楽しみでしたが、判りやすいのは特に低音でしょうか。柔らかい音で、減衰は現代ピアノより早くといったところです。生演奏では久しぶりに聴きましたが、やっぱり、CDよりも現代ピアノとの違いが判りやすくていいですね。あのように響きが違うと、また演奏法もいろいろ変わりそうで、と聴きながら想像していて面白かったです。楽器提供の梅岡楽器websiteで確認したところ、昨晩の楽器もアンティークではなく、2002年に制作とのこと。

・・・とすると、現代物ならば、鍵盤の大きさや深さは現代ピアノに合わせているのかしら・・・と気になるのは、当日の大井さんが体は半分くらいしか見えなかったのですが、なんだか弾きにくそうで、そもそも直前開始までピアノの調整が行われていたり、、、その時、ピアニストに何が起こっていたのか!?が気になりました。

会場側とは「21:00までに退出せよ」という厳命付きの契約のようで、繰り返しも大胆に省いたり(←わたしは聴いていてウケてました)、ご挨拶も申し訳なさそうでした。そこでまた、「きっと3時間ごとのレンタル料になっていて、延長だときっと開場費用は倍になって、、、」と計算してしまいました・・・

かくなる次第で、ピアニストの調子が悪いというより、なにか物理的な障害があったのだろうか?と帰りの道すがらあれこれ考えたのでした。

ではまた次回!
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この記事へのコメント
うらやましいなあ。。。
自由学園は、オリジナル楽器の演奏会にはうってつけの会場ですね。・・・ただ、時間制限にうるさいのは仰る通りで・・・それが料金のせいだったかどうだったかは覚えていないのですが・・・音響は楽しめたのではないでしょうか?

楽器は、アンティークを謳っているからには、鍵盤の造りなどを現代ピアノ風に作り替えることはあり得ないと思いますし、御法度(というか、そんなことしてアンティークなどと言ってしまったらインチキ)でしょう!(現存のワルターオリジナルで最も音域が広いのは5オクターヴと2音だと思いますので(違うかもしれない)、梅田楽器さんのサイトに「5オクターヴ半に拡張」とあるのは頷けます(後2全音増やしてあるわけですね)。その他に改変がなければ、ペダルに相当するもの(レジスター)は膝で操作するし、発音のメカニズムはモダンピアノより単純ですのでタッチが軽くなり(元を叩くと言う意味ではモダンと変わりませんので)、それなりの熟練が要るようですから、結構弾き込んで演奏会に臨まないと、扱い慣れなさが表に出るものと思われます。
調整にしても、チェンバロに比べれば湿度の影響は少ないものの、直前まで入念に、というのは、19世紀初頭までの弦楽器(このあたりまでのピアノは弦楽器の延長ととらえてもいいくらいだと感じています)同様の頻度で必要に迫られますから、自然なことですね。

なんて偉そうに綴っていて・・・ピアノの19世紀前半までの造りにしてあるオリジナルって、触ってみたことがないんです。だから、ここまでの話、結構嘘っぱちかも知れません!
Posted by ken at 2008年02月27日 16:32
どーもです!そういうものなんですね・・・わたくし、前にさらっと構造の本読んだだけで、全然わかつてないです!

>音響は楽しめたのではないでしょうか?
ほんとそれは丁度良かったくらいでした。

ぱっと見、キーの大きさや深さはちょっとしか違わなそうでしたけど、でも一つの鍵盤で1mm違えばオクターヴで1cm弱違うから大変だろうなーとかなんとか。大井さんはそういうコンサートを過去にも開催しているようで、慣れていると思うのですが、当日すごく大変そうでした。あれはなんだったんだろうと・・・
Posted by sergejo at 2008年02月27日 22:15
あ!いま判りました。

2002年製造というのは、昔のワルターモデルというものを、2002年にレプリカで作ったということなんですね!←トロいっ

うーーん、おくが深い。。。
Posted by sergejo at 2008年02月27日 22:21
自分のブログに自分で連投してもしょうがないのですが、2年前のクラヴィコードのコンサートでは、こういう感想がありました。

http://okaka1968.cocolog-nifty.com/1968/2005/03/post_11.html

Posted by sergejo at 2008年02月28日 01:06
sergejoさまはじめまして。拙ブログにリンクを頂き、誠にありがとうございます。

2年前のクラヴィコード・コンサートですが、この「続編」となる演奏会の感想もブログに書きました。よろしければこちらもご覧いただければ幸いです。
http://okaka1968.cocolog-nifty.com/1968/2006/09/post_3bd1.html

ところで「Look4Wieck.com」ですが、素晴らしいサイトですね!便利ですし、見栄えもすばらしいです。これからもちょこちょこ使わせて頂きますね。
Posted by おかか1968 at 2008年02月28日 20:39
鞍馬天狗来週最終回に衝撃を受けて戻って参りましたら、吃驚です!

おかか1968さん、こちらこそ、はじめまして!ぜひ使ってくださいませっ(←商魂ですっっっ)

貴ブログも緩急取り混ぜたが楽しくて、実はちょこちょこ拝見しておりました。お褒め頂いて光栄です!

http://okaka1968.cocolog-nifty.com/1968/2008/02/post_ba4c.html

最近では、この記事に「もーギャレットなんだからっ」と大受けしておりました。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

Posted by sergejo at 2008年02月28日 20:58
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