2008年04月11日

昨晩はパトリシア・プティボンのソプラノ・リサイタルに行って参りました! 2008年4月10日 於 銀座王子ホール − CD&DVDもご紹介っ

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プティボン《フレンチ・タッチ》の商品写真昨晩はパトリシア・プティボン Patricia Petibon のソプラノ・リサイタルに王子ホールに行って参りました。ピアノ伴奏はポーランド出身のマチェイ・ピクルスキ Maciej Pikulskiという今どきのジェームズ・ボンドばりの好男子で、これはまーなんて!な美女美男の・・・かなり気軽なコミック・ショーでした(失礼!!)。

左は最近出た国内版のアルバムですが、このジャケットのように可愛らしい無垢なイメージが多いのですが、体躯を見ても艶のある大人の女性です(このアルバムの曲目詳細はユニヴァーサル・レコードのサイトへ!)。コケティッシュというのでしょうか。

曲目は、私も初めて聴くもの多かったです。

  • レイナルド・アーン Reynaldo Hahn(1875-1947):
    クロリスに/懐疑の人/葡萄摘みの三日間/彼女の館の虜になったとき(A Chloris / L'ncrédule / Trois jours de vendange / Quand je fus pris au pavillon 上の《フレンチタッチ》には、アーンのオペレッタから一曲あり。)
  • アーロン・コープランド Aaron Copland(1900-1990):
    歌曲集《アメリカの古い詩》第2集より シオンの壁/小さな馬たち/チンガリン・チョウ/河にて(Zion's Wall / The little horses / Ching-a-ring Chaw / At the river 〜 from 《Old American Songs》)
  • マニュエル・ロザンタール Manuel Rosenthal(1904-2003):
    フィド、フィド/動物園の年寄り駱駝(Fido Fido / Le vieux chameau du zoo)
  • Les Fantaisies de Patricia Petibon の商品写真サミュエル・バーバー Samuel Barber(1910-1980):
    この輝ける夜に、きっと(Sure on this shining Night − 右のアルバム《プティボンのファンタジー》には、この曲ではないですが、リルケの詩によるバーバーの歌が5曲入っています。)
  • アメリカ民謡 edited by John J Niles:
    私の彼は黒い髪(Black is the color of my true love's hair)
  • フランシス・プーランク Francis Poulenc(1899-1963):
    ヴィオロン(ヴァイオリン)/愛の小径(Violon / Les chemins de l'amour)

休憩を挿んで、
  • アンリ・コレ Henri Collet(1885-1951):
    ラバ引きたちの人生(A vida dos arreiros)
  • フェルナンド・オブラドルス Fernando(Ferran)J. Obradors(1897-1945):
    花嫁はおちびさん(Chiquitita la novia)
  • ホアキン・トゥリーナ Joaquín Turina(1882-1949 トゥリーナの公式website):
    あなたの青い眼(Tu pupilla es azul)
  • マヌエル・デ・ファリャ Manuel de Falla(1876-1946):
    歌曲集《七つのスペイン民謡》より ムーア人の衣装/子守唄(El paño moruno / Nana from 《Siete canciones populares españolas》)
  • マリー=ジョゼフ・カントループ Marie-Joseph Canteloube de Malaret (1879-1957):
    《オーヴェルニュの歌》より
    羊飼いの娘よ、僕を愛しているなら/捨てられた女/僕には恋人がいない(Postouro, Se Tu M'aymo/La Delaissado/N'ai Pas Ieu De Mio from 《Chants d'Auvergne》)
  • エリック・サティ Erik Satie(1866-1925):
    ブロンズの彫像/ダフェネオ(La statue de bronze / Daphénéo)
  • イザベル・アブルケル Isabelle Aboulker(1938- アブルケルの公式website):
    愛してます(Je t'aime)

ずらずらっと並べてもお分かりになる通り、時代的にはざっくり20世紀ですが、英語、フランス語、スペイン語と歌はさまざま。

曲調で言うと滑稽な曲ばかりで、でもこれは昨日の彼女の歌い方でしょうか???《オーヴェルニュの歌》もうまい具合に三つ選んで、配置して、「男の子はいつもそんなものでしょうがないわねー」といった味わいにしていました。

私などは単純なもので、プティボンの声の表現もさることながら、表情やら、数々の演出&小物に眼を奪われておりました。この小物がカスタネットや、マラカス、小さな鉄琴などはわかりますが、それこそ変な眼鏡やら、鉄砲のおもちゃやら!

Airs Baroques Françaisの商品写真ピアニストのピクルスキさんも、ポーカーフェイスでちゃんとコントに参加していて、撃たれて倒れたり、カウボーイ役(?)もこなせば、犬のマネで吼えるプティボンに猫の声で応えたり!これがかなりうまかったのです。ピクルスキさん、センスがあると思います。

という次第で、日本語コントもあったりと、あれやこれやのショーでありました。二人で考えていたのでしょうか???

彼女の声でもっと古い歌も聴きたい!という方には、プティボンの《フランス バロック音楽アリア集》をどうぞ。ラモー、シャルパンティエ、リュリ、グランヴァルなどのアリアを取り揃えた楽しい一枚です。

*****

プティボン ラ・サール・ガヴォ・リサイタルの商品写真そうそう声の印象は、DVDなどで見るのとちょっと違う感じがしました。思ったより力強いというのかな、、、これはリサイタルの曲の特徴だったり、王子ホールが小さいなどもあると思います。

プティボンが出演する映像作品をざっと紹介致しますと。

ラモーの《Les Indes Galantes 馨しきインドのあれやこれや》の商品写真左の《Recital a La Salle Gaveau ラ・サール・ガヴォ・リサイタル》はいま品切れ中のようですが、つい数日前まであったので、また入るかなと。

今日の公演の雰囲気を伝えると言うのならば、やはりリサイタルを撮ったこれでしょう!

オペラ作品も幾つかありまして、クリスティ指揮レザール・フロリサンとのラモーのオペラ《Les Indes Galantes 馨しきインドのあれやこれや(とでも訳すのでしょうか・・・)

右のDVDですが、プティボンは恋するインドの娘訳です。ボーナス映像では、プティボンのインタビューも収められています。

プーランク 歌劇《カルメル派修道女の会話 Dialogues des Carmélites》の商品写真他にも意外に(失礼!)シリアスな作品もありまして、私は未見ですが、現代ものプーランクの歌劇《カルメル派修道女の会話 Dialogues des Carmélites》コンスタンス役も評判が良いようです。

このプーランクの作品は嬉しいことに輸入盤ながら日本語字幕があります!

グルック 歌劇《オルフェオとエウリディーチェ Orphe´e et Eurydice》の商品写真また昔の音楽に戻って、グルックの《オルフェオとエウリディーチェ Orphée et Eurydice》では、ガーディナー指揮のもとでアモール役で出演。アモールですから、アフィロディーテの息子の愛の神エロス役です。

このグルックのDVDについても、私は未見のため、中身について報告できず申し訳ございません。

*****

さて、アンコールは、日本語で《桜》、そして、なんといってもなオッフェンバック《ホフマン物語》からLes oiseaux dans la charmille、これが聴ければ満足という決め球ですね(《フレンチタッチ》に所収)。もう一曲はなんだったかしら、ど忘れしました。

プティボンに興味を持たれた方には、録音はさまざまでておりますので。

パトリシア・プティボンの録音を探す

開いた先はAmazon.co.jpのCDで検索されていますので、その頁の上にある検索対象○DVD にチェックを入れて、「検索する」を♂直せば、DVDでも検索可能です。

ではまた次回!
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この記事へのコメント
ラモーのは、「優雅なインドの国々」ですね・・・そうですか、これに出演していたのか。欲しかった時に、別の急ぎを優先せざるを得ず、そのあと買いに行ったら店頭にもうなく、諦めていました。

いい歌い手さんですね。
最近のジャケットのイメージから、変わった人なのかな、という印象で興味を持っていたのですが、なんの、極めてまともなのだ!
それより、この映像、指揮者だけが空回りしていて、オケが冷静で、アンサンブルが翌保たれているのが愉快ですね。
Posted by ken at 2008年04月11日 22:59
国々!ありがとうございます。

>なんの、極めてまともなのだ!
リサイタルとまた随分違う感じです。NHK hiで放送するそうで収録していました。アドリブで「おいおいっ」ってことまで始めるのでお楽しみに!
Posted by sergejo at 2008年04月12日 00:15
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