2008年04月15日

2008年1月〜3月に売れたクラシック音楽のCD/DVD/書籍から! vol.3 − 気ままにPickUp!

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本日は、2008年1月〜3月に売れたクラシック音楽のCD/DVD/書籍から!vol.1 同じくvol.2に続きまして、第三回のvol.3。この度のこの企画、最終回は書籍のみであります。昨日同様気ままにPickUp!形式です。

結構、書籍が売れて来たのかな・・・と思うようになりましたのはこの1〜2ヶ月。

シューマン著『音楽と音楽家 (岩波文庫 青 502-1) 』の商品写真シューマン著『音楽と音楽家』

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リスペクトする!― ロベルト・シューマン著『音楽と音楽家』
新刊ご紹介!『作曲家◎人と作品 シューマン』を読みました


名言・名文句に溢れる書物ですが、その中から私の好きな一節を思いつきで挙げますと・・・べートーヴェンの交響曲第8番のリハーサルを聴きながら、熱心にスコアを読んでいる音楽学徒を見たという設定で、

オイゼビウス「あれはきっと良い音楽家にちがいない!」
フロレスタン「とんでもないことだ!良い音楽家とはスコアがなくとも音楽がわかり、音楽がなくともスコアのわかる人のことをいうのだ。耳は眼を、眼は耳を、なしですますようでなくてはいけない」
ラロー先生「大変な注文だね。しかし君のいう通りだ。フロレスタン」

私などその学生の足下にもおよびませぬ・・・このシューマンの著作は吉田秀和さんの翻訳ですが、紹介した吉田氏の著作も

吉田秀和著『私の好きな曲』の商品写真吉田秀和著『私の好きな曲』

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本日3月25日はベラ・バルトークの誕生日!− 今回は1/2で名著のご紹介ですっ
世界の指揮者―吉田秀和コレクション (ちくま文庫 よ 20-2)の商品写真吉田秀和さんの書籍で、新潮文庫からでていたものは、現在ちくま文庫から復刊されている最中(のよう)です。先月も『世界の指揮者』が復刊されたところ。「どんな指揮者がいるのだろう・・・誰が好みに合うかしら・・・」というのは、誰しも迷うところで、
幾らか補足されているとは言え、やはり往年の名指揮者について、「どんな指揮者がいるのだろう・・・誰が好みに合うかしら・・・」
には、いまでも良書かと思います。

私も吉田秀和氏の本は、随分繰り返し読みました。自分の経験から言うと、吉田氏の文章の中にさまざまな書籍の紹介などがありますので、例えばこの『世界の指揮者』に何人か興味を持った指揮者を見つけたら、そのCDなりDVDを聴くとともに、その指揮者本人なり、作曲家本人の著作も当たられると、いろいろ面白い発見があろうかと思います。

書店になかなか見かけないので、私なども発行後何年も経ってから気づくことが多いですが、意外に作曲家、演奏家、指揮者の書籍は出ているものです。全ての情報ソースを当たるのはとても無理ですが、多少情報ソースを拡げてみることは、そんなに悪くないことと思います。

例えば、Look4Wieck.comの検索頁で、試しに誰かの指揮者の名前を選んで、和書で検索すると結構でてくるものです。勿論、それなりの往年の大指揮者に限られますが、、、、洋書も調べると面白いものが多いです。

村上 輝久著『いい音ってなんだろう―あるピアノ調律師、出会いと体験の人生』の商品写真村上 輝久著『いい音ってなんだろう―あるピアノ調律師、出会いと体験の人生』

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Look4Wieck.com マウリツィオ・ポリーニ :: Maurizio Pollini


YAMAHAの名調律師 村上輝久氏のこの書籍も、時折注文が入ります。

音楽から離れて日本の技術者の話として見ても面白く、また、細部にところどころを拾うと日本企業が強かった頃の組織・人の評価はどうだったか・・・という読み方もできるのかなと。

勿論、ピアノの話も大変面白いもので、音の秘密が決して演奏家からだけ生まれるものでもないのを知るのは興味深いことでした(しかし、村上氏があくまで一歩も二歩下がった姿勢を貫くのには敬服致します)。勿論、ミケランジェリ、リヒテルを中心に、ギレリス、ケンプ、ポリーニ、シフラとさまざまな思い出話が大半に亘って綴られて、それぞれのピアニストのファンにも楽しい書物と思います。

続けまして、個人的にこれは!と思ったものが一つ。

アーノンクール著『音楽は対話である モンテヴェルディ・バッハ・モーツァルトを巡る考察』の商品写真N.アーノンクール著『音楽は対話である モンテヴェルディ・バッハ・モーツァルトを巡る考察』


この書籍、しばらくAmazon.co.jpで在庫切れだったと思いますが、増刷したのでしょうか?私の勘違い???しかし,音楽書はある内に買っておかないと・・・なものながら、結構、値が張るのでなんであります。

*****

さて、恒例でもないのですが、番外編(=クラシック音楽関連でないもの)もご紹介!

これはAmazonアフィリエートの特典(?)のようなもので、併せて買ったものも勘定に入れてくれるということで、当方には全く持ってあり難いことであります!

これを見ると、いろいろな嗜好の方がお見えだなぁと、大変興味深いものです。「この映画は、、、どんな方なんだろう・・・BL好きの腐女子!?!?」などと想像してしまいます(←そういうこともありました。“なぜか、腐女子の心に訴えるクラシックブログ”だとしたら、私の友人連など大喜びです)。

とは言え、ちょっとそれぞれのお客様の内面に踏み込むことでもありますので、あまりここでおもしろおかしく取り扱うのは・・・・と考えて居りますことはご理解頂ければ幸いです。

これは面白そう!と思いましたのが、

出雲路 修 著『古文表現法講義』の商品写真出雲路 修 著『古文表現法講義』


Amazonのレビューなど見てみると、実践型参考書といいますか、平安時代の文章で物語作ってみましょうというもの。大人の方かしら?学生の方かしら?中学生の方などが、こういうものを興味本位でぱぱっとやっちゃうと古文も苦手でなくなる気がします(中身見てないので、実際そういうものか判らないですけれど・・・)。

思い出せば、古文・漢文って、結局、ある程度の量の古典を読んでいればいいんですよね〜。古文で言えば、それなしにいきなり平安時代の文法から入るから面倒なんだよなーと、江戸期から中古に順繰にさかのぼって、それほどの作品数でもないですが、毎月一冊読んでたので、結構楽でした(今も学校で古典って習うんでしょうか?)。大変そうだけど、いそがば回れで一番無理がないような・・・

キャリー・イット・オン~PPMの軌跡の商品写真キャリー・イット・オン~PPMの軌跡


PPMと言えば、ピーター、ポール&マリーですね!化学の時間にそれを言って、「お前、なんでそんなこと知ってるんだ!?」と。親のレコード棚にありました。Lemon Tree is very pretty, and the lemon flower is〜♪

つい最近は、キャンディーズのCDなどもあったりして!ということで、結構、その他のジャンルでも古典好きの方が多いのかしら?などと思ったりするのであります(←では、今度は古典に縁がない方々にどう訴えようなんて考えたりします。考えているだけですが・・・no idea!)。

以上、この三ヶ月の販売アイテムから幾つかご紹介でした!

では、また次回!
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この記事へのコメント
シューマンのこの本は、必読ですよね。
情熱を伝える、というのは、こういう書き方で達成されるのだなあ、と、つくづく感じたのを思い出します。

・・・大きな楽譜の買い物(オーケストラのパート譜)を自費ですることに決めたので、シューベルトのピアンソナタ全集はおあずけです。シフがそんなにお勧めでない、ということであれば、もう少し考えてもいいかな、と。
Posted by ken at 2008年04月16日 06:37
トラックバック贈ろうとしたら上手くいかなかったので。。。

「いい音って何だろう」については、時分もブログで触れたことがあります。浅い内容で恐縮ですが、お読み頂ければ幸いです。

http://ken-hongou.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_498f.html

別のところでも触れた気がしたのですが・・・忘れました。
Posted by ken at 2008年04月16日 06:51
おはようございます。今日の記事書いてました。

シューマンの『音楽と音楽家』は抜粋みたいですし、シューマンの手記その他も読めば、文章が面白いだろうになんでもっと日本語訳でないのかなぁ・・・とないものねだりしてしまいます。

>シフがそんなにお勧めでない、ということであれば、

わたしの感想ですから、どこまで参考になるか、、、誰か持っている方がkenさんの身近にいらっしゃったら借りて確かめられるといいのですが、、、

シフのコンサートの感想に書いたようなことで、あれに書いたべートーヴェンほどではないのですが、「なんか、なんかな〜」と感じなくはないのです(←はっきり描写できない自分が!!)、、、が、好きな人は相当好きで、それは判るような気が致します。

プラネスのシューベルトのソナタ集は荒っぽいところも、「へぇ〜?」というところもあるのですが、こちらの方が全体的には私の好みで、でも1ソナタは12曲なのがちょっと残念なところです。

そうそう、ワルター・クリーンがhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000001K5Q/look4wieckcom-22/ref=nosim/かなりお得なセットを出していますが、これはまだ持ってないのですが、ちょっと期待できそうな気もするのでしばしお待ちを!
Posted by sergejo at 2008年04月16日 06:58
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