2008年05月04日

世界のAmazonで見る売れ筋CD − 交響曲編

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先日、友人と集まった時、「外国での売れ筋ってやっぱり日本と違うんだろうねー」という話になりまして、世界のAmazonの売れ筋ランキングを調べて居りました。これがそのお国柄を示す様で、ちょっとご紹介致します。

とは言え、留意点は、

 それぞれの国のAmazonでのクラシックCDを購買層が偏っていないか?

ということで、下にお見せする表からあまり推論をすすめるのはそれはそれで宜しくないと思います。この順位もどういう期間での数値か情報が見当たらないので、その点でも各国で条件が一緒かどうかは不明。

よって、あくまでなんとなくお国柄を示しそうな・・・というだけの話です。

検索条件は、

  • 商品カテゴリーを「クラシック音楽」とする
  • 各国英語情報があるので、(各国語での)交響曲|symphony をキーワードとする。
    (この" | "で or 検索ができます。慣れるといろいろ便利です。)
  • 検索結果には交響曲が入ってないものがあれば適宜省く。オムニバスで交響曲の一部しか出てこないものなどはそのままとする。

出してみたのは日、仏、独、米の四カ国です。リンク先は日本Amazonに直していますが、関連商品の推薦などご覧になりたい場合もありましょうから、例えば、仏Amazonなら「仏Amazonの商品頁はこちら」として、見られるようにしてあります。

では早速ご覧下さい!
日本
交響曲|symphony
フランス
symphonie|symphony
1
ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番

カラヤン指揮/ベルリン・フィル
べートーヴェン:交響曲全集&序曲

インマゼール指揮/Anima Eterna Orchestra

仏Amazonの商品頁はこちら
2
ブラームス:交響曲第1番&第2番&第3番&第4番

カラヤン指揮/ベルリン・フィル
マーラー:交響曲第6番

ゲルギエフ指揮/ロンドン交響楽団

仏Amazonの商品頁はこちら
3
のだめカンタービレ スペシャルBEST! ベートーヴェン:交響曲全集

カラヤン指揮/ベルリン・フィル

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4
ベートーヴェン:交響曲第9番

バーンスタイン指揮/ウィーン・フィル
ベートーヴェン:交響曲全集

カラヤン指揮/フィルハーモニア管弦楽団

仏Amazonの商品頁はこちら
5
モーツァルト療法 ~音の最先端セラピー ~1.もっと頭の良くなるモーツァルト ~脳にエネルギーを充電する音ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界より》&スメタナ 交響詩《モルダウ》&リスト前奏曲

フリッチャイ指揮/ベルリンフィル

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6
ドヴォルザーク:交響曲第8番&第9番「新世界」

カラヤン指揮/ウィーン・フィル
シューマン:交響曲全集(マーラー版)

R.シャイー指揮/ゲヴァントハウス管弦楽団

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7
楽勉クラシック!~ドラゴン桜式 マーラー:大地の歌

F.ライナー指揮/シカゴ交響楽団

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8
ラスト・コンサート1988 モーツァルト&ブラームス

カラヤン指揮/ベルリンフィル
ブラームス:交響曲全集

カラヤン指揮/ベルリン・フィル

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9
ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱つき》[バイロイトの第9/第2世代復刻]

フルトヴェングラー指揮/バイロイト祝祭管弦楽団
ブラームス:交響曲全集

カラヤン指揮/ベルリン・フィル

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10
「のだめオーケストラ」LIVE! [Live]
マーラー:交響曲第5番

カラヤン指揮/ベルリン・フィル

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11
モーツァルト療法 ~音の最先端セラピー ~3.癒しのモーツァルト ~耳と脳の休息の音楽ビゼー:組曲《アルルの女》交響曲ハ長調他

アバド指揮/Orchestre National de l'ORTF他

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12
チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」

ムラヴィンスキー指揮/レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
べートーヴェン:交響曲全集&序曲

インマゼール指揮/Anima Eterna Orchestra

仏Amazonの商品頁はこちら

ご覧の通りで、1〜12位を出しています。カラヤンが売れているのは、今年の○○記念だからでしょうか?それとも、いつでもこういうもの???

次はドイツとアメリカです。

ドイツ
symphonie|symphony
米国
symphony
1
クラシック音楽 30の名曲集

独Amazonの商品頁はこちら
モーツァルト 25の名曲選(国内盤は無いようです)

米Amazonの商品頁はこちら
2
ベートーヴェン:交響曲全集

カラヤン指揮/ベルリン・フィル

独Amazonの商品頁はこちら
もっとも癒されるララバイ選集

米Amazonの商品頁はこちら
3
瞑想のクラシック

独Amazonの商品頁はこちら
ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番

カルロス・クライバー指揮/ウィーン・フィル

米Amazonの商品頁はこちら
4
ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界より》&スメタナ 交響詩《モルダウ》&リスト前奏曲
フリッチャイ指揮/ベルリンフィル

独Amazonの商品頁はこちら
ベートーヴェン:交響曲全集

トスカニーニ指揮/NBC交響楽団

米Amazonの商品頁はこちら
5
ブラームス:交響曲全集&序曲集

アーノンクール指揮/ベルリン・フィル

墺Amazonの商品頁はこちら
エッセンシャル モーツァルト25の名曲選

米Amazonの商品頁はこちら
6
メンデルスゾーン:交響曲全集&7つの序曲

アバド指揮/ロンドン交響楽団

独Amazonの商品頁はこちら
クラシック 25の名曲選

米Amazonの商品頁はこちら
7
マーラー:交響曲第7番

アバド指揮/シカゴ交響楽団

独Amazonの商品頁はこちら
グレツキ:交響曲第3番《哀歌》

ジンマン指揮/ロンドン・シンフォニエッタ

米Amazonの商品頁はこちら
8
ベートーヴェン:交響曲全集

バーンスタイン指揮/ウィーン・フィル

独Amazonの商品頁はこちら
ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番

ドゥダメル指揮/ヴェネズエラ・シモン・ボリヴァル交響楽団

米Amazonの商品頁はこちら
9
瞑想曲名曲集(注:国内盤は無いようです。)

独Amazonの商品頁はこちら
カラヤン The Legendary Decca Recordings

カラヤン指揮/ウィーン・フィル

米Amazonの商品頁はこちら
10
マーラー:交響曲第1番&第10番アダージョ

アバド指揮/ベルリン・フィル

独Amazonの商品頁はこちら
べートーヴェン:交響曲全集(1963 カラヤン初の全集録音)

カラヤン指揮/ベルリン・フィル

米Amazonの商品頁はこちら
11
ハイドン:交響曲全集

A.フィッシャー指揮/オーストリア=ハンガリー・ハイドン管弦楽団

独Amazonの商品頁はこちら
ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界から》

ショルティ指揮/シカゴ交響楽団

米Amazonの商品頁はこちら
12
チャイコフスキー名曲集

独Amazonの商品頁はこちら
べートーヴェン 25の名曲選

米Amazonの商品頁はこちら

こう見ると、世界中で「瞑想のための・・・」「リラックスの・・・」等々のオムニバスがそれなりに売れているんですね。フランスにだけそれがないのは、文化的な事情なら面白いですが、データの入力・管理上の原因かも知れず何とも言えません。

特にフランスがそうですが、日本以外は「なになに全集」といったセットものが多く挙がっているのも面白いと思いました。単にお買い得ということかと思いますが、「いわゆる有名曲以外も聞いた方が良し」という考えが一般的だとすれば、ちょっとうらやましいです。

総じて見ると、

 交響曲と言えばベートーヴェン

という状況はどこでも一緒ということでしょうか?

ではまた次回!
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posted by sergejO at 18:12 | Comment(4) | TrackBack(0) | その他
この記事へのコメント
対象とした国の交響曲事情を歴史的に見ていくと、ベートーヴェンが必ず上位に、というのは頷けますね。ベートーヴェンは革命フランスに好意的だったことはフランス人の間では知れ渡っていますし、ロマン=ロランがベートーヴェンの第九で1冊の本をモノにしてしまったくらい、ベートーヴェンへの共感度が高い。カナダもおそらく其の延長戦にあるのかも知れないので、似たデータが出るかな?
アメリカも類似した理由でしょう。
ドイツではとにかく、もう、「教祖様」ですからね! ランクの中に出てくるメンデルスゾーンがドイツ音楽の衣鉢を継いだ、ということはドイツ人は結構意識しているようですし、そのメンデルスゾーンがすでに少年期に心酔していたのがそもそもの出発点で、それでもまだ全9曲にまで関心が行き渡っていなかったのを強力に「全交響曲が注目に値するのだ」という話を押し進めたのがシューマン、狂信にまで高めたのがワーグナー。
日本へは、交響曲輸入の(厳密には確実とは言い切れないようではありますが、大きく認知されたという点では)第1号でしたしね。

ヨーロッパ2国ともフリッチャイ(これは彼の録音の中でも5本の指に入る演奏ですよねが上位に入っているのは、ヨーロッパならではの精神性を感じさせてくれますね。
それにしても、フランスにマーラーが目だつのは、なぜなのか察しが付きません。イギリス辺りはどうなんでしょうか? イギリスもそうだとしたら、ある程度推測できることはあるのですが・・・イギリスが違ったら、その見通しはずれていることになるので、触れずにおきます。

それにしても、日本が日本臭いのは、「音楽作品をじっくり聴く」よりは「イベントや流行に乗っ取って選んでるんじゃないの?」というような印象を受けるところでしょうか。
やっぱり、ここは欧米とはズレも大きいし、自分たちが思っているより溝が深い気がします。

カラヤンは、確かに見直されていい指揮者です。
スコアをきちんと読んでいます。
ただ、当時彼が用いた編成は、後期ロマン派の大オーケストラをさらに大きくしたものでした。日本での見方、カラヤンのゴシップ本を読むと、この点が等閑視されて、スキャンダルネタばかり追いかけている。もうひとつは、「歴史的事実主義で聴くのが正しい」と思っている<ツウ>さんは、じつはカラヤンとロマン派の関連性に付いて脈絡が付いていないので、本当の意味で「歴史的現実主義」でカラヤンを評価することは出来ていない。日本のAMAZONでのクラシックのランクの現れ方は自分も観察してみたことがありますが、たとえば私のような「クラシック馬鹿」的マニアはAMAZONでクラシックは探しませんからね。普通の人の、普通の感覚でのクラシック選びをする時に、やっぱり誰でも知ってるからカラヤン、なんて具合なのではないか、と。

すみません。ホントは何も知らないくせに、ちょっと知ったかぶりしすぎました。

とても興味深かったので!
Posted by ken at 2008年05月05日 19:47
面白かったです。ありがとうございます!

ちょっと四カ国で息切れしましたので、後でイギリス&カナダ&中国も出してみます(墺Amazonがドイツと分かれてないのが残念至極・・・傾向、違うと思いますのに、、、)。

何ヶ月か置いて、同じ調査をしてみると、面白いかもしれません。がらっと変わっていたらかなり短期の統計とも思いますし。

日本の場合は、典型的な新規ファンとオールド・ファンの二極分離という感じがして、ご指摘のフリッチャイですとか、フランスのマーラー版のシューマン、ドイツのハイドン、アメリカのグレツキや1963年もののカラヤンのべートーヴェン全集といったちょっと意外なものがないのが惜しいかなと。

>たとえば私のような「クラシック馬鹿」的
>マニアはAMAZONでクラシックは探しません
>からね。
どういうところになるのでしょう?私など何万枚なんてレベルで持っていませんので、Amazonだと大型店舗よりあるし、最近安いから便利だな〜と思っている方です。
Posted by sergejo at 2008年05月05日 22:48
世界のAMAZONを股にかけるSergeJoさんだから、AMAZONの便利さを知悉していらっしゃるし、クラシック以外だと(民俗音楽なんかでも)AMAZONのほうが日本に限っても便利なのです(いや、民族音楽とか考証もの・・・古代音楽の復活演奏とかになると、これはAMAZONが頼りです)が、お次の記事で採り上げていらっしゃるプフィッツナーのように「もっと知られるべき存在」のクラシックCDを見つけるとなると、・・・プフィッツナーはそうでもなくてもすんだご様子ですが、ある別の作曲家(たとえばFibich)だと「品切れ」や割高な中古が目につくので、どうしてもタワレコとかHMVにたよることになるんですよ。でなければ、都度、不特定な中古CDショップで探します。作曲者の情報を確実に得たいとなると、少なくとも日本のAMAZONでは欲求不満にさせられるのです。

検索条件の一致度も、簡便なものですませようと思うと、AMAZONは(実はこれはさすが、なので当たると最高なケースもあったのですが)全然関係ないものまで拾って来てしまううえに、其の関係ない情報がなんで出て来てしまうのか、個別に情報を見ても不十分で判明しない場合があるので、困ることがあるのです。
絶版の書籍も中古品はおおむね割高感があります。
ある本、新品時には3,500円だったのが、AMAZONの扱っている古本の最安値は9,500円で、さすがにこれはとんでもありませんでしたので、古書専門サイトを当たって1,100円で入手しましたし。

・・・という程度のことで、あんまりたいした話ではないんですけど。

ちなみに、楽譜購入は圧倒的に海外サイトを使って購入する方が多いです。それよりさらにいいノウハウを持っている日本の楽譜屋さんがいらっしゃるのですが(納期が早くて値段も安い)、ネットショップではないので、やはり事前情報が不足していると、それがネックになりますし、じゃあ、日本のサイトショップで楽譜を、となると、在庫がない、となったとたん、納期が長くて価格もバカ高くなる。

変な話ですよねえ。
Posted by ken at 2008年05月06日 00:45
確かに!

私の場合、商品頁を逐一見るのが今ひとつ好きでないので、複数キーワードで反応してくれるAmazonでやってます(まぁ他のサイトはグーグルでという方法もあるんですが、これまたご存知の通りそれほど便利とも言えず・・・)。

この点、検索頁http://look4wieck.com/asearch.phpも自分が調べやすいように作ったようなものでありますが・・・いま、世界のAmazonで検索・購入しやすいように機能検討中なので、しばしお待ちください(必要ですよね?その機能。要望が大きければ、サイト作りの相方さんも動き出すかなと!)。

Amazon.co.jpの価格は最近攻勢にでてきているようですが、マーケットプレイスの業者だと良質のものを選ぶのは必要ですよね。私も非常識な値付け業者には疑問を持っていて、Amazon.co.jp自体あれをどうにかしないとブランドが下がると思います。

(読者の皆様:新刊時の価格より、アマゾンの中古書籍が高かったら、ネットの日本の古書店やじんぼうネットで調べるのがよいですよ。私もそうしてます。中古でバカみたいな価格がついているものは他で探しましょう!そのお金で他にやることはあります!)

序でながら,新品購入時に私が使うマーケット・プレイスの業者は、

・importcds_com
・caiman.com
・uk_books_and_music
・ワールドブックス
・de__cd24

です。10年以上使っていて、支払い等の問題なし。ケースが割れていることはありますが、私はあまり気にしないのと。空ケースに入れ替えても元が取れるという判断です。
Posted by sergejo at 2008年05月06日 01:32
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